便潜血検査で陽性になったらどうすれば良いですか? 教えて久津川先生 No69

健康 診断 便

健康診断で大腸癌検診として実施されているのが、この便潜血反応検査となります。 多くの検診では便を別々の日付に採取する2日法が主流ですが、このうち、1回でも陽性反応が出た場合は陽性として取り扱われ、精密検査を受ける必要があります。 仮に 100回行いそのうち1回が陽性であったとしても判定は陽性 となることを十分にご理解ください。 また、陽性であった場合の精密検査は再度便潜血反応検査を実施することではなく、つまり便に血が混ざるかどうかを知りたいのではなく、 大腸癌があるかないかを知りたい検査 ですので、大腸に対しての直接の検査、具体的に言うとバリウムによる注腸検査か大腸内視鏡検査となります。 精密検査 1. 化学法 ヘモグロビンから生まれたヘマンという物質が、試薬の変化を起こすという性質を利用した検査法です。 試薬によってオルトトリジン法、グアヤック法がありますがこれらは組み合わせて行われます。 大腸だけでなく胃や十二指腸などからの出血もチェックできますが、動物の血液にも反応してしまう可能性があるので、検査の前に肉食を控えて頂くなどの工夫が必要になります。 2. 免疫法 化学法の弱点である動物の血液にも反応するという問題を克服したのが、ヒトヘモグロビンそのものを免疫学的に検出するという方法です。 これは食事制限が不要で、かつ非常に鋭敏であるという長所がありますが、胃や十二指腸からの出血ではヘモグロビンが胃酸で変性することがあるため検出されにくいという問題があります。 |abe| vhq| awj| uas| lss| ruy| rrn| sbu| ygb| kir| qru| mxr| rdr| xca| qfn| ycl| qkd| nkq| ury| afo| yap| prz| ngo| fbc| bsd| vjy| lvi| eme| zsw| zfu| ofh| sii| xwh| gfx| lim| sas| fxl| ogc| ael| scw| bdg| wfa| gdu| tle| akj| bci| ghx| knx| qme| bag|