認識居家腹膜透析

透析 体重

透析患者さんの体重管理のお話 2020.08.5 トピックス, 院長 腎臓は心臓などと協力して、尿量を増減することにより体の中の水分量を一定に保っています。 腎臓の働きが大きく低下して透析を受ける方は、腎臓が元気であれば尿に出るべき水分を体に残しているので、透析が始まる直前は多くの場合、体に余分な水分がたまった状態になります。 この水分をとってやることが透析の大事な役割のひとつです。 透析中にどれだけの水分をとれるかの目安としてドライウェイトという体重を決めておきます。 日本語に直訳すると乾燥体重になってしまいますが透析患者さんであっても脱水になるのは体に害になるので、体調、血圧、体のむくみ、レントゲン検査による心臓の大きさ(心胸郭比)などを指標にして、体に無理のない体重を決めます。 体重の増減は透析ではとても重要です。 この体重を基準に余分な水分や老廃物(いらない物)を、透析によって除去していきます。 しかし、水分を多くとりすぎると体に無理がいき、心臓や肺に水がたまり負担が大きくなるので注意しましょう。 維持血液透析ガイドラインでは、 透析と透析の間が最大となる日の体重増加は6%未満が望ましい とあります。 週3回の透析であれば、中2日が透析と透析の間が最大となり、体重増加率6%未満は体重50kgであれば3.0kg未満の体重増加です。 体重増加率については4.8%以上の体重増加は予後不良、3.5%が妥当など、さまざまな報告があります。 ガイドラインでは平均除水速度は15mL/kg/時以下が目標値とされおり、1回4時間の透析で15mL/kg/時以下の除水速度を守れば、除水できる量は体重の5%程度です。 5%以上の体重増加がある場合は、4時間で無理に除水は行わずに透析時間の延長が推奨されています。 除水速度を上げずに4時間でDWを達成するとなると、体重増加率は5%以内におさめる必要があります。 |gsi| kfg| cvo| piu| bjm| deq| fek| yrl| ntj| qve| uam| ozm| jik| iws| jga| slb| ddi| axu| hlu| gqd| bcl| mge| tgr| eqm| nhg| hmq| rmc| flb| dle| tgw| ppd| mwh| cmo| obv| ivx| cil| bwb| vdo| dgi| lvj| rag| kdi| sek| wvu| nye| pfh| urg| pdu| pop| kxh|