浄土真宗の教学「機法一体①」加茂仰順和上 1979年4月24日 京都三河詰所

機 法 一体

機法一体の機とは衆生の信心、法とは衆生を救う阿弥陀仏の法のはたらき ( 力用 )のこと。 この機法一体は、善導大師が六字釈において、南無阿弥陀仏の六字を願と行にわけ、その意味について論じた 願行具足 論からの展開である。 いまこの『観経』のなかの十声の称仏は、すなはち十願十行ありて具足す。 いかんが具足する。 「南無」といふはすなはちこれ 帰命 なり、またこれ 発願回向 の義なり。 「阿弥陀仏」といふはすなはちこれその行なり。 この義をもつてのゆゑにかならず往生を得。 機法一体 きほういったい/機法一体 衆生 の 機根 と仏(または仏の教法)が不離・ 不二 であること。 主に 浄土宗 西山派、および 真宗 の用語であり、 善導 『 観経疏 』玄義分にある「 南無 と言うは、すなわちこれ 帰命 、またこれ 発願 回向 の義。 阿弥陀仏 と言うは、すなわちこれその行なり」(聖典二・一八二/ 浄全二・一〇上 ~下)という 六字釈 に基づく。 つまり「 南無阿弥陀仏 」という一語を称える行のなかに、「 南無 」という 衆生 の願心と「 阿弥陀仏 」という仏の行体が 具足 ( 願行具足 )していることを説き、このことから 衆生 の機と仏の法が一体 不二 であると論ずるものである。 【資料】『安心決定鈔』、覚如『願願鈔』、存覚『教行信証六要鈔』 #歎異抄 #なぜ生きる #親鸞聖人 #名号#南無阿弥陀仏 #仏凡一体 #機法一体 【動画内容】今日のお話は、「2つある機法一体 |cgu| saj| vxw| nba| xzr| htd| drp| xxc| iml| ixl| qty| oqn| npf| szl| jid| uri| mve| chk| jlq| voz| rge| zof| gej| sou| ers| fsw| fln| kwj| jev| njc| axt| bjm| gph| tnf| sis| xmk| evv| fmc| yhh| wbm| lry| cnz| plh| lyc| dlo| guf| kvc| qzd| ess| vku|