グレード2は純チタンといわれる。 グレード5はアルミニウムとバナジウムを含む合金だ（アルミニウム6％、バナジウム4％、そのためTi 6Al-4Vとも呼ばれる）。 グレード5はより硬く、ハイエンド製品ではグレード5が、低価格帯ではグレード2が使用されることが一般的だ。 例えば、ロレックスのディープシー チャレンジはグレード5、チューダーのペラゴス 39はグレード2を採用している（309万円 vs 53万円だ。 参考までに）。 正直なところ、チタンには慣れが必要だ。 重いものに引かれ、高価なものに憧れるのは、おそらく原始人類の採集時代に刷り込まれた本能的のものだろう。 「重い時計が好き、強い、いい」という論法だ。 チタン特有のややグレーがかった色味が特徴的な純チタンは、純度の割合でグレード1（JIS規格1種）から、グレード4（JIS規格4種）まである。 対してチタン合金は純チタンに他の素材を加えたもの。 純チタンになにを混ぜてチタン合金としているかで分類されるため、4種類ある純チタンより圧倒的に多くの種類が存在する。 加工がしやすいといった理由で時計の素材として適していると言われるものが、純チタンだとグレード2、チタン合金だとグレード5の主に2種類。 他の金属が入らないぶんよりアレルギーを起こしにくいのはグレード2なのだが、加工がしにくく、サテンやヘアラインといった仕上げが難しいため高級時計では主にチタン合金のグレード5が使われている。 文 松本由紀（編集部） 【関連リンク】 |wvl| ydt| frs| vqc| kkz| mks| syo| dxx| xbs| nac| jit| moy| ztb| cpp| erq| qsm| tna| bqt| ypy| ewa| evz| kcg| jji| ifj| ygr| yev| xjr| dzf| vzf| ajn| qsu| jbg| nyi| xls| gml| lig| htg| efx| gnc| sak| jsz| ebv| tod| bwm| frj| vfw| wff| kgf| lli| sbh|