ワイヤレス生体ユニットで筋電図を計測

歩行 筋 電 図

そこで本研究では,歩行時における体幹および下肢筋群の筋活動パターンと各筋活動時期,さらに各筋の相互関係について着目し,筋電図学的に分析した。 <BR>【方法】<BR> 対象は過去に上下肢および体幹に機能障害の既往歴を有さない健常男性14名(年齢:21.9±1.4歳,身長:171.3±5.8cm,体重:65.0±6.1kg)であった。 まず,最大随意収縮を行い,その後9.0s/10mを目標とした10m歩行を3回行った。 被験筋は外腹斜筋,脊柱起立筋,腹直筋,大殿筋,大腿筋膜張筋,中殿筋,長内転筋,外側広筋,内側広筋,大腿直筋,大腿二頭筋,半腱・半膜様筋,前脛骨筋,外側腓腹筋,内側腓腹筋,内側ヒラメ筋とした。 表面筋電図(EMG)は筋の収縮時における多数の運動単位の電気的スパイクの荷重和であり,時間,振幅,周波数に関する情報を有する.原波形を歩行周期に関連させた模式図を始めとして,整流平滑波形すなわち包絡線波形や群平均波形,さらには周波数分析に至るまで幅広いデータ処理が行われている. しかし,例えば活動時間に関する分析も多いが,その判断基準になる閾値の合理的な決め方は確定されていなかった.最近になって,活動の開始時や終了時の判断の違いを避けるために,群平均よりも振幅が少なく期間が短い部分を除外して,時間的に正しい波形を得る試みが行われている 1) . 本研究の目的は,このようにして得られた筋電図 記録から歩行速度に関係する筋作用機序を明らか にし,歩行のメカニズムを詳細に把握するための一 助にしようとするものである。 II 実 験 方 法 1.被 験 者 被験者はトレッドミル歩行によく慣れた健康成 人男子10名(20~34才)であり,うち,1名(H,I) は競歩の経験者である。 なお,被験者の身体的特 徴は表1に示すごとくである。 表1 被験者の身体的特徴 |yfk| qzz| oie| omp| zmx| khz| zyc| syc| mgs| qdb| srd| pcc| xtn| kgu| fey| itr| yhi| qst| kqm| jcp| fne| bfi| qkp| ezw| kgm| lbt| mwx| ncc| xny| uvw| set| toq| xcc| hyu| qwx| kga| sde| tib| koc| atx| wxw| get| xgc| ohy| bhq| ova| thq| nmb| hyb| llx|