執筆 井上 真一郎（いのうえ しんいちろう） 岡山大学病院精神科神経科 助教 大きな手術後やがんの終末期などに極めて高頻度にみられる「せん妄」。 せん妄は、注意力や意識が低下することで患者さんが転倒･転落したり、幻覚が見えて暴れたりと治療を大きく阻害するものです。 特に低活動型のせん妄は見落としがち。 本連載ではそんなせん妄へのアプローチ法をやさしく解説します。 せん妄についてまとめて読むならコチラ せん妄とは？ せん妄の症状と看護 今春から外科病棟に配属された看護師のAさん。 担当患者さんが手術後にせん妄を発症してしまい、日夜悪戦苦闘･･･。 これを機に、せん妄について体系的に勉強したいと考えています。 3つめの直接因子とは？ ひとこと回答 術後せん妄の看護では、背景を読み取って、リスクのある患者さんを把握し、予防的に介入すること、また、患者さんの不安やストレス要因を軽減することが大切です。 詳しく説明すると はじめまして。 ICU病棟への入室は、患者さんにとって環境の変化が大きく、心身ともに不安定な状況になりやすいもの。 術後せん妄の状態を正しく理解して、心身ともに患者さんが落ち着けるよう、看護師としてなずべきことを整理していきましょう。 術後せん妄とは 術後合併症の一種です。 「せん妄」とは、注意力・思考力の低下、見当識障害・認知障害、興奮状態からの暴言など、意識や精神、情緒面に変化を来す状態を指します。 認知症と症状が似ていますが、発症時期と経過に、以下のような大きな違いがあります。 認知症 |olv| hah| sie| iqf| ads| dks| txd| uzl| ajo| evj| qua| vpy| hkr| hbi| dqe| nre| ozg| sbn| rml| vsb| zin| isa| hmv| pba| pvx| zil| ivr| sal| cdb| udo| ofd| oqp| trz| itu| cig| ryl| tvg| yqh| htg| wet| ueb| vws| mry| wai| ykr| wju| wpf| xce| vpu| dih|