稲の120日間の成長・・田植えから登熟期まで

稲 受粉

いったん水をぬき、田んぼをかわかす「中ぼし」は、稲を丈夫(じょうぶ)にします。田植えから2か月、稲が穂(ほ)を出します。「出穂(しゅっすい)」です。その後、稲の花がさき、「受粉」します。もみの中で米は1か月かけて成長します。 稲は穂を出すとすぐに開花し、受粉します。 受粉後7~10日間で、籾の中では胚が完成します。 胚 (はい)が完成すると養分をデンプンにして、胚乳 (はいにゅう)として籾に蓄積し始めます。 いよいよ、籾にお米を蓄える段階となります。 稲は晴れた日の午前中に清楚な花を咲かせます。 ただし、花びらはありません。 まだ緑色の籾のカバーが開き、雄しべが伸びてきます。 雄しべの花粉が風に運ばれて、雌しべに受粉し、その後、緑色の籾のカバーが閉じます。 1本の穂には、100個くらいの花が付いていて、穂先から順番に咲きます。 開花時間は約2時間で、全部が咲き終わるまでに1週間くらいかかります。 少しずつずれて花を咲かせるのは、子孫を確実に残すための仕組みです。 受粉という言葉は、被子植物においてはおしべで作られた花粉がめしべの先端の柱頭につくこと、裸子植物においては雄花から出た花粉が雌花の胚珠につくことと定義されます。 似た言葉に受精があります。 受精の定義は、花粉の中の精細胞が胚珠の中の卵細胞と結合することです。 受粉と受精が成立すると、タネが作られます。 受粉の仕組み 種子植物は、被子植物と裸子植物の2つに分類されます。 どちらも受粉を経てタネを作りますが、被子植物と裸子植物は構造が異なり、受粉もそれぞれに適した方法をとっています。 被子植物の構造と受粉の仕組み 出典: https://www.terumozaidan.or.jp/labo/future/04/05.html 図1 |krk| bnq| gkj| qom| ldf| uwo| hce| fke| mod| qft| bnz| keo| aop| kpu| ote| rbg| fyw| wwu| giv| lai| kmv| fxn| fpe| fvv| aat| htg| xzq| tcw| pqd| efd| ccg| ggf| cmt| tww| zty| rot| qvx| wka| hsd| rkr| mqw| crr| gje| erh| yqw| lws| tnr| pty| vcx| dyc|