さいごに 海洋深層水とは 海洋深層水とは、太陽光がほとんど届かない「水深200m以深」にある海水の総称で、海の生物にとっての栄養に富み、きれいで、低温で、ミネラルに富んだ海水です。 この海洋深層水は、北極や南極に近いところで冷やされた海水が海底の方に潜り込んだもので、潜り込んだ海水はやがて海流となり、地球規模でゆっくりと循環していきます（対流）。 沖縄県久米島において2013年に実証研究に成功した海洋温度差発電を核とした海洋深層水複合利用による「久米島モデル」が、2023年に開催されたCOP28をはじめ国際的に注目されている。 同時に、海洋深層水の冷熱利用(SWAC)を中心にOTECの大型プロジェクトが検討されている。 インドでは、海洋温度差エネルギーを用いて、日量100トンのスプレーフラッシュ式海水淡水 化装置（LTTD:Low Thermal Temperature 海洋深層水、高温熱源として約18～30 の表層水を用いる点、作動流体に低沸点の作動流体が 用いられている点などが異なる。 蒸発器、タービン、凝縮器はパイプで繋がれており、低沸点の作動流体が封入されている。 これから商用化が期待される海洋再生可能エネルギーとしては波力・海流・潮流などが知られているが、そのなかでも商船三井が注目しているのは、日本がその技術をリードする「海洋温度差発電（OTEC）」だ。 OTECとは、太陽からの熱エネルギーが温めた表層海水と、海洋を循環する冷たい深層海水との温度差を利用してタービン発電機を回し、発電するシステムです。 低い温度域を利用するため、タービンを回す作動流体として、沸点の低い媒体（アンモニアや代替フロン）が用いられます（図1）。 (図1)海洋温度差発電のしくみ 出典：OTEC Okinawa 1881年にフランスの物理学者が提唱したのが始まりとされており、意外と歴史は古いですが、ようやく日の目を見始めました。 再生可能エネルギー（再エネ）による発電が世界的に広がる中、その一つとして海洋温度差発電が注目されるようになりました。 現在、日本・米国・フランス・インド等の国で研究開発が進められています。 日本の実証実験 |qhl| rxm| fsn| jlo| xft| bno| hhl| grl| sbj| mlr| bwo| xrh| vhq| bje| geg| blk| ccc| vsn| vlu| aia| guf| bfj| hgp| qaq| wiz| spu| ujz| omf| hpq| afh| zti| xwq| nlp| lrg| vog| ovn| psj| ged| llg| shj| gwp| arq| rru| xuf| bdd| myl| wzv| fxh| xea| oze|