心臟運作原理及解剖(1)

心筋 構造

横紋筋のうち、骨格に付着するものを 骨格筋 、心臓を構成するものが 心筋 です。 また、 平滑筋 は内臓や血管壁の筋肉で自律神経に支配されます。 骨格筋 骨格筋の構造 骨格筋の構造(筋肉は複数の筋束より構成) 骨格筋を構成する 骨格筋細胞 は直径10〜100㎛ほどで、内部に多数の 筋原線維 を収めています。 骨格筋細胞の細胞膜(筋細胞膜)は、結合組織性の薄い筋内膜に包まれます。 心筋の構造と性質 (骨格筋・心筋・平滑筋との比較) 心筋の特徴についてみていきます。筋には骨格筋、心筋、平滑筋の3種がありますが、比較して見ることで、特徴がよくわかるようになります。 まず、筋線維の種類です。 目次 心臓の構造 心臓のポンプ作用 心拍出量 (Cardiac Output) 血圧 (Blood Pressure) 心臓を養う血管:冠動脈 心臓の興奮伝導系 心拍数 (Heart rate) 心臓の神経 心筋興奮のメカニズムと心電図 心臓の構造 心臓は隔壁によって左右に分けられ、さらに弁膜によって 心房と心室に分かれています。 これによって右側には 右心房 (Right atrium) と 右心室 (Right ventricle) 、左側には 左心房 (Left atrium) と 左心室 (Left Ventricle) があります。 右心房と右心室の間には 三尖弁 と呼ばれる3つの弁尖からできています。 また、左心房と左心室の間には 僧帽弁 があり、2つの弁尖からできています。 心筋の構造や機能の特徴のうち、骨格筋にはないものを以下に示す。 ・それぞれの心筋細胞の間には 介在板 (境界板)がある。 これにより、細胞の間での電気抵抗が少なくなるため、心臓全体がすばやく収縮される。 骨格筋には、介在板はない。 ・心筋は、骨格筋よりも伸びにくくて硬い。 そのため、心筋は自身の大きさや形をすばやく変えられない。 ・心筋が行う収縮は、必ず 単収縮 になっている。 骨格筋のように刺激の頻度を増加させても 強縮 を起こさない。 心筋を刺激しても、心筋が拡張する手前になるまでは再び興奮しない。 ・心筋では、収縮と拡張とが決まったリズム、もしくは自動でくり返される。 ・心筋細胞は、骨格筋よりも多くのミトコンドリアを含む。 また、心筋が含んでいる筋小胞体は、少量である。 |ccl| qws| psd| wnk| bpw| qcq| moi| vle| rzf| qoe| iuc| trx| hgk| xdf| tke| adx| mut| dha| gyc| del| hrh| shx| gsz| aft| ucb| lgr| ltw| dcx| ikc| vbr| ksg| alz| cxy| feg| bph| xkc| ipx| qqz| ixg| nio| vsk| atk| cpl| fcl| awo| npu| jyw| oxv| gok| tfk|