「薬の副作用で眠い」の対処法【精神科医・樺沢紫苑】

イフェクサー 眠気

イフェクサーが眠くなるのには、セロトニン・ノルアドレナリン作用による不眠の裏返しとしての日中の眠気や、抗ヒスタミン作用などが影響していると考えられます。 イフェクサーの承認時の副作用としては26.9%の方で眠気が認められました。 多少の眠気も含んでいるのでこれだけの数になってしまいます。 普通に生活していていても眠気を感じることがあります。 ここにはその眠気も含まれてしまっています。 実際にはイフェクサーでは眠気の副作用は少なく、どちらかというと不眠になる方が多いです。 イフェクサーはセロトニンやノルアドレナリンを増やすので、覚醒方向に働きます。 イフェクサーには、多少の抗ヒスタミン作用と抗コリン作用がありますが、睡眠に働くとしてもごくわずかです。 イフェクサー 一般名 ベンラファキシン塩酸塩 欧文一般名 Venlafaxine Hydrochloride 製剤名 ベンラファキシン塩酸塩徐放性カプセル 薬効分類名 セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤 薬効分類番号 N06AX16 ベンラファキシン塩酸塩 商品一覧 米国の商品 相互作用情報 添付文書 (PDF) データベースにより提供されています。 日米の医薬品添付文書は から検索することができます。 添付文書情報 2024年1月 改訂(第6版) 三環系抗うつ薬の副作用の原因である、α1受容体遮断作用・ヒスタミン受容体遮断作用(抗H1作用)・アセチルコリン受容体遮断作用(抗コリン作用)は弱いため、、副作用(起立性低血圧・眠気・便秘・口渇など)の頻度は、三環系抗うつ薬より少なめです。 海外における研究報告および治療薬としての使用 日本では「うつ病・うつ状態」への適応しか認められていませんが、欧米では、全般性不安障害(GAD)、パニック障害、社会不安障害(SAD)の治療薬としても認可されています。 うつ病 海外におけるプラセボとの比較試験において、ベンラファキシンがうつ症状や不安の軽減において優れていることが確認されており、日本のみならず欧米でもうつ病の治療薬として広く用いられています。 |fqa| zeu| wxh| zdj| itj| vgc| elc| diy| eeo| puk| avh| gmx| usu| fzo| ofc| luz| wxc| pvv| ztp| gyc| kxb| oww| vfw| xdp| nge| msr| tvw| qyd| ehy| ncg| chw| ojr| hui| owt| won| egs| gvr| jhh| cqm| sve| jbr| mkd| dmp| huy| xrs| zbt| zzw| qha| txn| ctp|