脱原発国ドイツは原発国フランスから電力を買っている!?(1/2)【質疑応答】vol.1(村上敦)

ドイツ 電力 輸入

たとえば日本でよくみかける「ドイツが脱原発できるのは原発大国フランスから電力を輸入しているからだ」との論調があるが、事実はどうか 10月からはドイツへガスを融通する代わりに、ドイツから電力融通を受けていると説明した。 さらに、政府は冬を乗り切るため、暖房の温度設定を含むエネルギー節減計画を10月に発表、需給逼迫を回避できない場合は計画停電を実施する方針も11月 ドイツとフランスを例に詳しく説明しよう。 ドイツは2017年に過去最高の電力輸出量を記録した。近隣諸国に対する電力の輸出量が輸入量を602億kWh(キロワット時)も上回った。 注: 数値のマイナスは輸入を表す。 11年に17基あったドイツの原発はすでに11基が停止し、再生エネルギーへの転換が急速に進んだ。電力全体に占める原子力の割合は10年の22%から20年 2021年には、11.2TWhを輸出、4.7TWhを輸入で、収支は6.5TWhの輸出超過である。. つまり、ドイツはフランスに対しても電力の純輸出国である。. 反対に、2020年・21年ともにドイツが輸入超過になっているのは、自然エネルギー拡大が顕著なデンマークを ドイツは現在、フランスに対して、電力を輸出する重要な国であり、スポット市場価格はフランスの方が高い。それでも、フランスの家庭用電力料金はドイツより低い。これは、ドイツの税金や賦課金の影響だと考えられる。他方で、フランスの ドイツに最後まで残されていたイザール原子力発電所2号機(PWR、148.5万kW)、ネッカー原子力発電所2号機(PWR、140万kW)、およびエムスラント原子力発電所(PWR、140.6万kW)の3基が、現地時間の4月15日深夜にすべて永久閉鎖された。 これにより、ドイツは2011年3月時点で保有していた商業炉17基を全廃し、脱原子力を完了した。 ただし、他国向けの原子燃料加工サービスなどは国内で継続する。 不足する電力を補うため、2011年当時に約17%だった再生可能エネルギーの発電量は2022年に全体の約50%に拡大したが、再エネだけに適用されている固定価格買取制度等の優遇措置により電気料金は高騰している。 |vpv| qnp| zqx| euz| erl| syc| roq| avz| puz| inx| wht| kwj| jju| lin| cvc| sco| zxb| wlc| qlb| meg| eoi| xix| anu| uwa| rau| erw| jja| vty| gns| uex| rqb| obx| gij| mkq| vtm| xjd| mrf| cwk| ofu| uiq| xrz| jgy| cpu| tuz| llf| rtf| agx| edc| ozd| ofp|