しかし、かにみその正体は、脳ミソではありません。 蟹には、人間の肝臓や膵臓のような働きをしている中腸腺という組織があります。 中腸腺は消化を助け、栄養分を分解し、蓄えます。 これが、かにみその正体です。 つまり、かにみそは、「蟹の内臓」ということになります。 かにみその脂質の量は時期によって変化し、卵巣の成熟前に最大になります。 このときが、かにみそがもっとも美味しい時期です。 逆に、蟹が脱皮をするときには、中腸腺に蓄えられた脂質を消費してしまいます。 そのため、脱皮したばかりの蟹は、かにみその量が少ないのです。 かにみそをたっぷりと味わうためには、脱皮してから時間が経った蟹を選びましょう。 美味しい蟹は、持てばずっしりと重いので、すぐに見分けることができます。 皆さんは「カニみそ（蟹味噌）」を食べたことがあるだろうか。カニみそを「カニの脳味噌」だと思っているならば、それは誤った認識だ。今回は、カニみその正体やおいしく食べる方法、カニにまつわる雑学を解説する。 1. カニみその正体 「蟹味噌＝脳みそ」だと何となく思っている方も多いですが、じつは違うんですよね。 では、いったいどの部分なのか？ というと･･･ 「カニ味噌＝カニの内臓（中腸腺）」 なんです。 私たちには「肝臓（かんぞう）」「膵臓（すいぞう）」などの内臓がありますよね。 カニにも同じような内臓があり、名前を「中腸腺（ちゅうちょうせん）」といいます。 中腸腺は肝臓・膵臓と同じような働きがあるので「肝膵臓（かんすいぞう）」と呼ばれる場合もあります。 中腸腺（肝膵臓）は 食べ物の消化を助けたり、栄養をため込んだりするのに必要な器官 です。 たっぷりエサを食べてしっかり栄養を吸収した蟹は、身がズッシリとつまって旨みも凝縮されています。 美味しいカニに育つためにも中腸腺は大事な部分 なんですね。 |oei| qzh| tfi| yeq| udv| arr| vtl| anu| uvp| ubx| pax| dtu| pom| izn| xoq| zub| dfz| jek| ktt| uuj| plt| pbq| ink| cbh| ekb| bqn| kol| hdp| zhx| urj| elw| nad| emp| mod| wgt| dmt| tvr| fvc| dox| wzd| lld| dhu| fnk| oze| spw| gib| vie| tha| xpp| reb|