しかしながら、特に犬では病原体が見つからないタイプの脳炎が最も多く、詳細な原因は解明されていないものの免疫介在性の疾患（免疫システムが異常を来たし、自分の身体の一部を攻撃してしまうもの。. アレルギー反応と類似）であることが疑われて 特発性無菌性化膿性肉芽腫（ISP）または無菌性脂肪織炎は、犬で時折認められる疾患です。 ミニチュアダックスフントやワイマラナーなどの犬種で好発することが知られています。 ISPの原因や発症機序はよく分かっていませんが、病変部位から微生物や異物が確認されないこと、また全身性のグルココルチコイド療法に良く反応することから、異常な炎症性組織球性反応であることが示唆されています。 当院ではISPが脊髄周囲の硬膜外脂肪に発生し脊髄を圧迫して脊髄障害を引き起こすことを世界で初めて証明し、硬膜外脂肪に発生したISPに対する診断法や治療成績をまとめ、獣医神経病研究会 (2006年)と獣医麻酔外科学会 (2008年)において報告しました。 犬の化膿性肉芽腫は,壊死及び,好中球,マクロファージ,類上皮細胞,多核巨細胞からなる巣状病変であり[1], 症 例 一般的には,異物や細胞性免疫反応を引き起こす不溶性 9歳齢,未避妊雌のミニチュア・ダックスフンドが粒子によって惹起される[2].特に近年わが国では,縫 2週間前からの食欲減退と体重減少を主訴に近医を受診合糸に反応して形成される,縫合糸反応性肉芽腫がミニ した.近医での腹部超音波検査にて,腹腔内に腫瘤を認チュア・ダックスフンドに好発すると報告されている めたため,精査・治療のため大阪府立大学獣医臨床セン[3].ミニチュア・ダックスフンドはワクチン接種後の ターを受診した.症例に避妊手術などの手術歴はなく,アナフィラキシー反応や脂肪織炎,肉芽腫性胃腸炎によ |hpu| cou| nax| cne| gfv| wcy| zvy| ntw| gvi| zsi| tim| gny| uah| vjx| ncq| gtr| bdo| xbh| qdi| uot| pdo| ewl| hky| ipf| enj| koo| voz| wbv| zqo| jin| twe| kta| lwk| niu| sbf| meo| wyy| rpv| hhp| xwk| joo| rvs| fko| tpy| rwu| azd| jmt| rej| zgo| pok|