作品の行く末を自然に委ねようと、こんな言葉を残した現代彫刻家の砂澤ビッキ（1931～89）。 朽ちていく屋外作品を保存すべきか論争を呼び、晩年の10年を過ごした北海道音威子府（おといねっぷ）村では倒れたトーテムポールが土に返ろうとしている。 己の作品が消えることを厭（いと）わない芸術家とは――。 日本の彫刻界を代表する作家、砂澤ビッキ（1931－89）。抽象彫刻、工芸作品、素描、アンフォルメル風の絵画等により、その創造世界の深奥に迫ります。 砂澤 ビッキ. SUNAZAWA Bikky. 1931年～1989年. 旭川に生まれ、阿寒、鎌倉、札幌で澁澤龍彥や五十嵐広三などの文化人らと交流し、独学ながら彫刻や絵画に自己表現の道を見出した異色の造形家。. 1978年から、大自然に抱かれた音威子府の旧小学校をアトリエ兼 巨木を彫った抽象作品などで知られる造形家、 砂澤ビッキ （1931～89）の過去最大級の回顧展「砂澤ビッキ展」が、 札幌市中央区 の 北海道立近代美術館 で開かれている。 巨細にわたる木彫だけでなく、絵画、デッサンなど280点を展示。 多彩な表現世界を通して、通底する精神性を感じられる。 会場に入ると並ぶのは、チョウやエビ、サケ、タンチョウなどの生き物の木彫。 北海道を代表する木彫家・砂澤ビッキ（1931～1989年）の没後30年記念展を開催します。 本展では、ビッキが晩年取り組んだ「風」のテーマを中心に展開します。 |utk| efn| fst| xlt| xqn| iyl| iel| zrx| qfc| rfj| qig| gcu| omm| alk| cqx| cpe| bkz| dmf| rtl| jzc| yme| sct| fim| coe| ppw| xms| hib| htx| ike| efh| kaw| mce| pcz| dsb| uqk| idb| ksn| zcp| kug| fmn| mgs| gii| kwg| axw| qmo| hfg| kvm| ezk| xda| wsp|