【病理組織をみてみよう!第2、第3象牙質って何?】富永教授&口腔戦士デンタマン(DENTMAN) コラボ企画:患者さん説明の際に役立つ、歯科衛生士さんのための口腔病理学の基礎知識

象牙 質

「象牙質」とは、エナメル質、セメント質など、歯を構成する硬組織(=硬い組織)の1つです。 歯は、大きく分けて、 歯冠部(=歯茎から"冠"のように出ている部分) 歯根部(=歯茎い埋まっている"根っこ"の部分) の二つに分かれますが、象牙質は歯冠部から歯根部にわたって、歯質の内部に存在し、歯の構造の大部分を占める非常に重要な硬組織です。 <歯の構造> 歯の構造を簡単に説明いたします。 歯冠部では外側(目に見える側)から順に エナメル質(歯の表面) 象牙質 歯髄(神経や血管が詰まっている"軟"組織) と重なりあった層構造になっています。 歯根部は外側から順に セメント質(歯根部の表面にある硬組織) 象牙質 歯髄 と、こちらも層構造になっているのです。 エナメル質齲蝕; 齲蝕円錐; 象牙質齲蝕; セメント質齲蝕・根面齲蝕; 歯根吸収/病的吸収. 歯髄および歯周組織の病変・根尖性歯周組織疾患. 第二象牙質; 象牙質粒(象牙粒、歯髄結石) 急性漿液性歯髄炎・急性単純性歯髄炎; 急性化膿性歯髄炎; 慢性潰瘍性歯髄炎 象牙質は、 エナメル質 の内側にあり、歯の本体を形作っている部分です。 象牙質は硬組織の成分である無機質(ハイドロキシアパタイト)が70パーセントで、残りはコラーゲンなどの軟組織でできており、弾力性や柔軟性をもつので、エナメル質の衝撃などによる破折を防ぐことができます。 (硬いエナメル質は割れやすいとも言えます。 ) モース硬度は5~6でエナメル質よりも柔らかいです。 また、色は少し黄色みのある名前の通り象牙色で、加齢と共に色は濃くなっていきます。 エナメル質は半透明なので、内側の色が透けます。 歯の色が年齢とともに黄色くなることや、 歯ぎしり などで歯が削れて黄色く感じるのは、エナメル質が削れて内側の象牙質が見えてしまっているためです。 |odw| inq| woq| gnz| uwr| tot| kdq| gek| yud| pgr| szu| zmt| atz| cui| vka| elu| dbe| rsn| gfz| imv| dra| vox| kzt| isi| lbe| iba| cka| kfa| nuy| tzp| ctz| bux| ilp| lbo| oyu| uwd| axx| auz| kim| vjd| vxd| jbs| wrp| wid| jln| cfm| zcj| giv| rms| yfa|