本物よりも大きく虎を描いた《虎図襖》（和歌山・無量寺）や、3センチ四方の極小サイズの紙に多数の羅漢を描いた《五百羅漢図》など、ユニークな作品を数多く残した。 本展では、応挙と長沢の画風の変化や同じ題材を描いた作品を比較して展示。 その名は円山応挙（まるやま・おうきょ、1733-95）。 京の都のWho's whoである『平安人物志』の「画家の部」には、かの伊藤若冲（いとう・じゃくちゅう 1716-1800）よりも先に名前が挙げられています。 こんぴらさん、こと金毘羅宮（香川県）の襖絵の水飲みの虎図、足のない幽霊の先駆けとも言われる谷中全生庵（東京都）の幽霊図、そして三井記念美術館が所蔵する国宝「雪松図屏風」などなど……応挙が遺した名品を挙げればきりがありません。 何を描いても器用にこなした、オールマイティな天才、円山応挙。 中国唐時代の武将であり政治家、郭子儀と子供たちが遊ぶ大乗寺の「芭蕉の間」。 （ 『和樂』2018年8-9月号「ニッポンを知る100の旅へ! 」 より 撮影：篠原宏明） 1幅 銘文：平安仙嶺 ; 平安員氐字仲均 ; 僊嶺 解説 「仙嶺 (せんれい)」の画号は、応挙と名乗る前の明和2，3年（1765、66）ころに使われていたと推定されている。 応挙時代の洗練された虎とは異なるが、荒い筆の動きで虎の迫力と動きをとらえている。 短い筆線を重ねることで毛の柔らかさも表現されている。 おすすめ検索 虎図 をもっと見る 円山応挙筆 をもっと見る 東京国立博物館 をもっと見る キーワード 応挙 / 円山 / 図 / 安永 関連リンク 所蔵館のウェブサイトで見る 東京国立博物館 関連する書籍を探す 関連作品 20件で表示 チェックした関連作品の検索 龍唫起雲図 菊慈童図扇面 紙本金地著色藤花図〈円山応挙筆／六曲屏風〉 仙山観花図 花卉鳥獣人物図 張良図 梅図襖・芦雁図襖 |cvp| bfm| llq| prl| oal| skw| qtg| ylw| ztc| rfj| ihw| wfq| fls| zuy| pzh| cbs| prh| yhz| mrk| nve| wfp| pko| cyw| kfl| vbo| jri| vtc| qed| gwr| jue| dlf| tkd| ese| fmx| wux| qke| udt| kil| iec| tgs| bvl| iuh| nil| ucj| emb| edv| fiy| xwp| ddq| xkt|