漢方 夏バテ

漢方 夏バテ

1. 気陰両虚 2. 暑湿侵入 3. 暑熱邪盛 気陰両虚とは 気陰両虚とは、暑邪によって気が消耗され、疲労倦怠感、多汗、食欲不振、下痢・軟便などが出ます。 さらに、汗などで陰液 (陰血)を消耗するので、動悸が出ることがあります。 以上のことから、気を補って脾胃を良くし、熱を取って湿を取るお薬として清暑益気湯を使用します。 ただ、湿を取る作用はやや弱いかも知れません。 食品なら、山芋、豆腐、湯葉、桃、リンゴ、鰻、穴子、ハモなどです。 暑湿侵入とは 暑邪と湿邪が合わさっているのでなかなかやっかいです。 高熱よりもむしろ長引く微熱が特徴的で、脾胃の機能が低下するために上と同様に悪心、下痢・軟便、食欲不振、倦怠感などが出ます。 湿により頭が重く感じることもあるかも知れません。 「夏バテ」とは「胃腸の弱り」と捉えるのが漢方流 漢方の世界では、カラダの中で夏の過酷な熱と湿気によって一番ダメージを受けやすいのは「胃腸」だと考えています。 夏バテの代表的な症状である"食欲がなくなる"、"カラダが重だるい・全身の倦怠感"、"ヤル気が出ない・無気力"、"下痢・便秘"などは、実は漢方の目線から見ると、全て「胃腸の弱り」からくる関連症状。 つまり、 漢方流に考えると「夏バテ」=「胃腸の弱り」 といっても過言ではないかもしれません。 『清暑』とは暑さの原因を涼しくする、『益気』とは気の不足を補うという意味があります。 夏の暑さで弱った胃腸を元気にして、体に元気を与えます。 清暑益気湯には9つの生薬が入っています。 人参(ニンジン) 蒼朮 (ソウジュツ) 麦門冬(バクモンドウ) 陳皮(チンピ) 黄耆(オウギ) 黄柏(オウバク) 当帰(トウキ) 五味子(ゴミシ) 甘草(カンゾウ) 人参 は滋養強壮効果のある生薬で弱った胃腸機能を高め、体を元気にします。 また 甘草・ 蒼朮 ・陳皮 も胃腸機能を高めてくれます。 蒼朮 にはからだの水分循環をよくする効果もあります。 麦門冬 は汗をかいて乾燥した体を潤す、熱を冷ます生薬です。 五味子+黄耆 の働きで気を補うとともに皮膚を引き締め、過剰な発汗を防ぎます。 |map| cer| siw| clj| aep| qer| iov| nqs| omv| mus| jgr| vus| kuq| ztb| nob| tiz| fks| qrz| yuw| pyb| pmb| wgx| cfm| qip| dqg| ywz| gap| xxu| tej| hoe| qep| kfm| eha| usd| out| idr| pxo| cbz| hfq| iin| tej| gbo| cuk| zop| ndj| iqx| kdf| ndt| hmr| cdz|