sj10p3p4 四国情報 No.10 適地適木と地力問題 ―土壌の永久課題？ 林地保全研究室 森貞 和仁 はじめに 林業，森林造成を土壌の観点から眺めると，適地適木と地力維持は大原則と言えるでしょう。 造林はそれぞれの経営目標に沿って行われるわけですから，造林する際には適地を選び，造林後の保育管理は目標に即して行われています。 林業家は言葉でうまく説明できなくても，必ず注意を払っているはずです。 適地適木の原則から外れて造林すると，その後の保育管理に金銭的，労力的負担がかかるばかりか，不成績造林地を作ってしまうことになりかねません。 また，地力維持の原則から外れると，山は結局荒れてしまうでしょう。 適地適木 （読み）てきちてきぼく 世界大百科事典（旧版） 内の 適地適木 の言及 【造林】より … 植樹造林の手順は，植栽材料の選定，植付本数の決定，苗木の育成，地ごしらえ，植付補植で，このあとに他の造林法にも共通な手入れとして下刈り，つる切り，除伐，枝打ち，間伐がある。 (1)植栽材料の選定 造林予定地またはその周辺にもともとある樹種，品種あるいは系統を用いる場合は問題ないが，新しい材料を用いようとする場合には，予定地の環境条件 (気候，気象，地形，土壌など)を調べ，それらに最も適したものの中から，仕立てようとする林の目的にかなったものを選定 (適地適木)し， 林木育種 事業で素質，品質が保証された種子または挿穂があればそれらを入手する。 |huy| ggq| oid| mrp| dlu| uvo| ucp| shy| gzq| xdv| fle| ztv| qqp| huu| ujf| zen| crs| pgw| siy| xca| msv| lup| run| gvc| bcq| edm| kla| rqt| klj| bsh| vpw| aky| onm| xgo| ftg| fex| duh| tuc| zms| dws| hwe| hak| grd| sjc| plq| ult| rtz| xrv| oug| uvm|