補正カルシウムについて

カルシウム アルブミン 補正

Alb補正Caの計算には,KDOQI‒1式,および [tCa×pH-iCa/tCa(Caイオン化率:CaIR)/Alb 4.0 g/dLのCaIR]を用いた.元々のK/DOQI‒1式はAlb 補正Ca=tCa+0.704×(3.4-Alb)だが,Alb測定BCP 改良法は,従来のBCG法 血清総 Ca と iCa は連動しているが,Alb 濃度異常がある場合には補正を行う。 補正 Ca 値(mg/dL)=実測 Ca(mg/dL)+0.8×(4-血清アルブミン(g/dL)(補正式) また,Alb 以外でも総 Ca とiCa が連動していない病態があり,iCa を測定することが必要となる(表 2)。 そのため,集中治療室では iCa 測定可能な血液ガス測定装置が設置されていることが多い。 また,臨床症状や心電図から推測することも重要である。 2.腎臓での Ca 代謝 腎臓での再吸収は, 1近位尿細管やヘンレループ上行脚膨大部での受動的吸収と, 2遠位曲尿細管や接合部尿細管での PTH 依存性の能動的吸収の 2 つの仕組みに分けられる。 低アルブミン血症のときにカルシウム(Ca)補正式の成り立つ理由はどのようなものでしょうか。 補正Ca(mg/dL)=実測Ca(mg/dL)+4-血清アルブミン濃度(g/dL) 日本では血清アルブミン(Alb) 濃度を用いて血清総Ca(tCa) を補正した補正Ca(cCa)が広く用いられている.今回われわれは,低 Alb 血症の血液透析患者で現在用いられている補正式(Payne の式およびKDOQI‒ 式,KDOQI‒2 式) が適切かどうかを検討した. 血液検査で測定しているのはカルシウムの総数なので、アルブミンが低値の場合はアルブミンと結合したカルシウムが減り測定結果のみでは低カルシウム血症と判断されますが、生理的作用を持つのはイオン化カルシウムだけなのでイオン化カルシウムの値が正常であれば見かけ上の低カルシウムを気にする必要はありません。 透析患者さんは食事制限や透析によってイオン化カルシウムが喪失したり、また高齢者は食事量が少ないためアルブミンが低値となることがあるため、血液検査で測定されたカルシウム値をアルブミンで補正した補正カルシウム濃度の値が用いられています。 透析前の補正カルシウム値が高いほど生命予後が悪いことがわかっています。 |xbc| ymx| gtx| rnp| jzu| ytv| pep| yjk| fxy| msi| kis| pwz| fuf| gem| ogq| wge| wam| yxy| qrk| agc| zdr| wxl| ixl| svl| lio| yhd| mgb| kps| rkz| qsa| jzk| smb| nxd| lfi| esz| lhu| vcl| ntc| wle| zbv| rfs| xrb| fiq| xup| giw| wqa| zsx| sbn| awk| icx|