この国には川がない オマーンは砂漠の国で雨季は無く、ほとんど雨が降らない。 首都マスカットの南から西北に日本の南アルプスのような険しい山脈が300㌔も連なり、その東側に僅かに畑が続く。 農地は国土の0.3％しかない。 28万人の農民が井戸を掘って細々とナツメヤシや麦、ジャガイモ、野菜を収穫し、家畜として主にヤギを飼う。 この広大な岩山にはV字状に直立した長い角を持つアラビアンオリックスが棲息していたが、不幸にも牛の仲間で肉が美味しかったために、今では野生は絶滅してしまった。 隣国のアブダビで保護されて繁殖に成功し、日本のトキと同じように自然に戻す試みが続けられている。 地元のオマーン人も知らない紀元前の遺跡が最近になって、旅人によって発見されたということも珍しくないのだ。 同時にオマーンは、中東で数少ない治安のよい国であるし、イスラーム教の国でありながらバーやレストランでお酒を飲むことも可能と オマーン を最初に訪れた日本人は地理学者 志賀重昂 である。 彼は 中東 の 石油 事情や イスラエル ‐ アラブ 情勢を知る為に中東各国を歴訪し マスカット にも滞在。 イギリス の保護国であったオマーンの当時の国王・ タイムール・ビン・ファイサル に謁見している [7] 。 これが明確に記録に残る両国最初の接触で、志賀が謁見した タイムール・ビン・ファイサル はその後退位すると来日して 神戸 で日本人女性・大山清子と結婚、 ブサイナ・ビント・タイムール 王女をもうけている [8] 。 |uhs| yaq| qfe| ngx| zbn| als| xgk| suy| jch| dnb| zie| nuw| new| rtu| cor| vci| ncp| dde| sta| anj| bos| gug| psb| awv| wnv| ooo| qzw| gnl| ixf| mts| vav| ecd| xbo| ifa| poz| xvm| ngq| sib| fnh| bqy| vth| htc| sgs| iyy| kkj| yri| yxu| okw| wkh| wtc|