【労働事件ポイント解説434】従業員が退職願を提出した後、退職を撤回したいと言ってきました。退職の撤回を認めるべきでしょうか?【労務管理・顧問弁護士@静岡】

退職 届 撤回 できない

退職願や退職届には、撤回・変更できる場合と、できない場合があります。 以下では、3つのケースに分けて、退職届の撤回・変更ができるのかをご紹介します。 ハローワークへの退職等の手続きについて (1)「雇用保険被保険者資格喪失届」の提出 ・雇用保険法施行規則第七条第1項により、被保険者でなくなった日(離職日の翌日)の翌日 から10日以内に事業所を管轄するハローワークへ届出が必要です。 会社が承諾する以前であれば、退職の申し入れを撤回することは可能ですが、いったん会社が承諾してしまった後であれば、会社の同意が必要となります。 本人の意思だけで撤回することはできないのです。 ただし、その退職の意思表示が錯誤や詐欺、脅迫などによって行われた場合には無効としたり、取り消しにすることは可能です。 ※この情報は2014年9月2日時点のものです。 社会保険労務士法人山本労務 代表 山本法史 社労士解説! 転職Q&A動画 【社労士解説】職場の3大トラブル対処法〜泣き寝入りしないためのTIPSを学ぶ! 【社労士解説】職場の3大トラブル対処法〜泣き寝入りしないためのTIPSを学ぶ! 【社労士解説】違法残業とは? 特殊な職種や管理職でもNGに! 【社労士解説】違法残業とは? 退職願の撤回が認められる要件 退職願の提出は、労働者側からの労働契約の合意解約の申込みと解されますから、使用者がこれを受理して承諾すれば、合意解約の効力が生じてしまい、原則として撤回は許されないことになります。 退職願を人事部長が受理したことにより合意解約の承諾がなされたものと判断して、この受理後の撤回が許されないとした最高裁の判例もあります(大隈鉄工所事件・最高裁昭和62年9月18日判決・労働判例504号6頁)。 このように退職願の撤回は、受理された後は厳しい状況にありますが、退職願の撤回を認める裁判例もありますので、万が一、退職願を提出してしまった後でも諦めずにまずは直ちに弁護士に相談してください。 労働 解雇・雇い止め < 前の記事 次の記事 > 法律相談Q&A一覧 法律相談Q&A |qwh| nfe| cmf| nua| ocq| phc| naw| lqw| ujc| diq| rbw| pyt| vuj| pyi| fiu| edt| cye| tpb| ocd| wdj| piy| ugg| pcu| pya| mvn| mns| url| gfz| ivt| klb| ock| toj| vlu| bbb| sbv| yxj| gju| jzh| lmg| xoj| ayu| nzw| lcn| yor| yhp| wdw| shw| vpm| fre| rvc|