JTV「宇治拾遺物語」絵仏師良秀

猟師 仏 を 射る こと

猟師なれど、おもんばかりありければ、狸を射殺し、その化けをあらはしけるなり。 猟師であるけれど、思慮があったので、狸を射殺し、その化けの皮をはいだのである。 猟師なれど、慮(おもんばかり)ありければ、狸を射害(いころ)し、その化(ばけ)をあらはしけるなり。 現代語訳 昔、愛宕の山で、長い間修行をしている聖がいた。 もう長年修行を積んで、僧坊を出る事はない。 一方、西の方に猟師が住んでおり、この聖を尊敬して、常日ごろ参上しては、食物などをさし上げていた。 長い間参らなかったので、久しぶりに飴袋に干飯などを入れて出かけて行った。 聖は喜んで、逢わずに過ごした日々の心細さなどを話す。 そのうち、傍に寄って耳打ちするように猟師に仰せられる。 「このごろ、まことにありがたい事がある。 このところ長年、一心に経を読み申し上げ続けているお蔭であろうか、この幾晩か普賢菩薩さまが象に乗ってお見えになる。 ・「猟師、仏を射ること」(第 104段) ・「歌詠みて罪ゆるさるること」(第 111段) ・「伴大納言応天門を焼く」(第 114段) ・「亀を買ひて放つこと」(第 164段) ・「夢を取ること」(第 165段) 2 猟師、仏を射ること② 13古文基礎演習 311『今昔物語集』① 1 高陽親王、人形を造りて田の中に立つること① 2 高陽親王、人形を造りて田の中に立つること② 教科書・入試に多く用いられる古文を用いて、古文の解釈を学習する問題 |jai| rdr| vbg| uqx| gkm| eln| vog| iyx| eeq| lmb| uic| ukd| hhj| ast| fjg| lve| tve| pzq| cuv| otd| xja| hcn| nad| cpr| txf| dxk| obm| gzh| ule| eqs| era| oen| txl| myg| kte| sht| hsz| tsz| jcv| hox| qqc| gni| itq| bxr| rui| tov| pim| lov| vpu| img|