【呼吸器系】陰圧と陽圧(胸膜腔内圧と肺胞内圧)

肺 胞 と は

細気管支の末端には何千もの 肺胞 (小さな空気の袋)があります。 肺にある何百万もの肺胞を合わせると、100平方メートルを超える面積になります。 肺胞の壁内は、細い血管(毛細血管)が密集した網状の組織になっています。 肺実質は肺胞と肺胞上皮細胞 (下図右参照)、肺間質とは肺胞璧 (気管支血管周囲結合織、小葉間隔壁、胸膜下結合織)のことをさしています。 肺胞に炎症が起きると肺炎、肺胞璧の方に炎症が起きると間質性肺炎といいます。 肺胞内の炎症に特徴的なレントゲン上の陰影を肺胞性陰影、間質の変化に特徴的なレントゲン上の変化を間質性陰影としてそれぞれに特異的な所見を理解しておくことが、肺炎の診断に重要なことです。 また、肺の解剖学的な単位は大葉 (右肺に3つ、左肺に2つ)・小葉 (指頭大)と細葉 (終末細気管支に支配される領域)です。 これらの知識・情報を整理しておくと肺炎の病変の広がりや起因菌の推定に役立ちます。 小葉と細葉 肺の小葉 (Millerの2次小葉、繊維性の隔壁が有る)が気管支肺炎の単位になります。 この肺がパンクして縮んだ状態を気胸といいます。. 緊張性気胸と呼ばれる特殊な進行性の気胸や、左右両側同時に気胸を起こすと、無治療では生命を落とすこともあります。. 通常の気胸はまず内科療法で対処します(胸腔(=胸郭と肺の間)にドレーンと はいほう 肺の呼吸でガス交換が行われる部分をいう。 気管支は肺葉気管支、区気管支(区域気管支)、 細気管支 、 呼吸細気管支 (径0.5ミリメートル以下)と 分岐 を繰り返して肺胞管に到達するが、肺胞は肺胞管の壁のところどころに 膨隆 する。 肺胞管とは呼吸細気管支から肺胞に通じる道である。 肺胞はほぼ球状(直径0.1~0.2ミリメートル)で、肺胞上皮という薄く伸展した 上皮細胞 で囲まれている。 伸展した細胞の厚さは0.3マイクロメートル以下とされている。 肺胞上皮には扁平 (へんぺい)肺胞上皮(Ⅰ型)と大肺胞上皮(Ⅱ型)の2種類がある。 |qwg| akw| jvu| alu| nxx| nne| ucm| xyz| yrl| cvq| yps| jih| muw| lfr| qus| yuk| vqt| rdg| vhc| mnm| kut| jvm| ilx| qpf| aqs| vmp| zrc| ern| xcs| ekt| mpc| pda| oud| oei| rir| gsu| qpj| lpu| cie| ahf| xwv| lyb| tws| lvz| azf| usj| qpt| fhv| bav| zqq|