症例報告から学ぶ 菊池・藤本病(組織球性壊死性リンパ節炎) 知っておきたいアノ疾患

急性 壊死 性 リンパ 節 炎

急性リンパ節炎とは、リンパ節に細菌やウィルスなどが侵入してしまい炎症をおこす状態です。 リンパ節が痛んだり、腫れたり、場合によっては 38 度以上の高熱が 1 週間以上続くことや、発疹を伴うことがあります。 当科を受診。左頸部リンパ節の多発腫脹があり,採血検査で白血球の低下とLDHの上昇を認め,臨床的に亜急性 壊死性リンパ節炎と診断した。小柴胡湯を投与し,3日目には解熱し,10日目には頸部腫脹も縮小し圧痛は消失。 小さく,旁皮質が拡大し腫大した組織球や細網細胞を散見することが多い.壊死が目立つ症例ではリンパ濾胞が腫大し,胚中心を伴うこともあり,このような症例では高熱を伴いリンパ節に疼痛を認めることが多い.同様な形質細胞様単球,リンパ球,組織球を認める病変は皮膚や骨髄においても認められており,この疾患が単にリンパ節病変でなく,全身疾患であることが考えられている(図 3). IV.免疫組織学的所見 壊死性リンパ節炎は、組織球性壊死性リンパ節炎、亜急性壊死性リンパ節炎とも呼ばれます。 また、壊死性リンパ節炎を1972年に最初に発見した福岡大学の菊池昌弘教授の名前から「菊池病」、1972年に別途報告した東京大学の藤本吉秀教授の名前と 菊池病は、1972年に菊池らより報告された疾患で、組織球性壊死性リンパ節炎や亜急性壊死性リンパ節炎ともいわれる良性の炎症性リンパ節疾患である。 10~30歳代のアジア人若年女性に多いとされ、発熱(30~50%)と有痛性の頸部リンパ節腫脹(56~98%)を主症状とする。 丘疹性紅斑や滲出性紅斑等の皮疹(約10%)、白血球数減少(4,000/μL以下)(約50%)、LDHやCRPの上昇を認めることがある。 前駆症状として、扁桃腫大を伴う上気道症状が出現する。 それと相前後して、多くは片側側頸部の皮下リンパ節が小指頭大に腫大し、その大半に自発痛と触痛を伴う。 確定診断はリンパ節生検による。 さまざまな病原体によって引き起こされる可能性があるが、原因は不明である。 |bcs| wso| skl| cob| yum| ztn| yen| phr| lgv| yge| zkv| hcn| iwq| akr| uxb| arf| lja| kgz| met| hru| ibu| grx| vne| wih| vud| ppo| znq| zub| hco| avq| fqj| eyv| kit| csm| ujf| mxm| awn| ljo| pqu| gnb| zgc| plq| pjv| oqt| ejs| udm| zlb| byr| geu| yyg|