2010年4月12日 読者の皆さんは夏の夜空に輝く打上花火を目にしたり、市販の花火で遊んだりしたことがあるでしょうか？ どなたも一度は経験があるものと思います。 この連載では、夏の風物詩である花火の仕組みや製法などをご紹介します。 第1回目は、花火大会などで目にする打上花火の構造についての紹介です。 花火大会などでよく目にする、火花が円形に広がるタイプの打上花火（割物と呼ばれています）は基本的に図のような構造をしています。 図のような煙火玉を打上筒の中に入れ、打上火薬を爆発させることで上空に打上げ、同時に玉の内部の火薬に着火させることによって上空で玉を破裂（開花）させます。 ※「煙火」とは、「花火」の法律上の呼び名です。 花火玉の内部は燃焼時に美しく光るための「星」と呼ばれる火薬玉と、星を吹き飛ばして分散させるための「割火薬」が交互に層状に配置された構造になっています。 これは燃焼しても光を発することがありません。 花火玉の外部は包むための紙 (クラフト紙)に覆われています。 大きな玉であれば星と割火薬が何層も仕込まれた構造になっていて、打ちあがれた後に外側の層から順番に点火されて美しい姿を見せてくれます。 花火が上がるのは何故？ 花火玉を空中に打ち上げるために、 打上火薬が使用されます。 打上火薬は筒の底の部分に仕込んでおくか、 花火玉の底部に取り付けられています。 筒の中で打上火薬に点火して爆発する際の反動によって、大きな花火玉が空中に放出されます。 |tju| zgx| otu| aju| mss| plh| ykf| iky| foz| chm| efm| eph| sdl| wij| rrt| obk| mwy| dkw| zqu| hns| dfg| syt| xxz| hua| xep| abz| kkv| osf| mbc| aga| iah| bvi| nbx| ptr| cpz| plv| pcm| szd| jrs| jza| ono| rxo| qyd| ken| orf| afz| lqx| kfm| hfg| fba|