医者が教えない血圧のメカニズム...医療統計学のプロが教える「高血圧=不健康」のカラクリ【東海大名誉教授 大櫛陽一 Part③】

血圧 降下 薬

75歳未満の場合の高血圧の降圧目標が、130/80mmHg未満と引き下げられ、従来より厳しくなりました。脳卒中や心筋梗塞をより確実に防げる基準で 高血圧に使う薬 「高血圧治療ガイドライン」は、西暦で4と9のついた年、つまり5年ごとに見直されています。2009年に発表されたガイドラインでは、第一選択薬はカルシウム拮抗薬、サイアザイド系利尿薬、ace阻害薬、arb、β遮断薬の5種類でしたが、最新の2014年のガイドラインではβ遮断薬が 併用法としてはRA系抑制薬と Ca拮抗薬 、RA系抑制薬と 利尿薬 、Ca拮抗薬と利尿薬、 βブロッカー とCa拮抗薬などがあげられる。 最初に投与した降圧薬で降圧効果が得られなければ作用機序の異なる降圧薬に変更する。 高血圧の薬物治療は通常、単剤あるいは低用量の2剤から開始され、降圧作用が不十分な場合には用量の増大か多剤への変更、異なる作用機序を持つ降圧薬との併用療法などが行われる。 降圧薬は多種存在し、またこれらの作用機序・薬効・ 薬価 は様々である。 高血圧の初期薬物治療において、どのような薬物を用いるかは大規模な 臨床試験 の結果や ガイドライン に沿って行われる。 JSH2019では第一選択薬としてARB、ACE阻害薬、Ca拮抗薬、利尿薬、β遮断薬 (含αβ遮断薬)の5種類の主要降圧薬の中から、積極的適応 (表)、および、禁忌や慎重投与となる病態を考慮して患者個々に合致した薬剤を選択することを推奨している。 加えて、積極的適応のない場合はARB、ACE阻害薬、Ca拮抗薬、利尿薬から選択することとしている 1) 。 日本高血圧学会:高血圧治療ガイドライン2019 77, 2019 なお、本表はJSH2014においても掲載されていたが、積極的適応の項目の「心不全」は「LVEF (左室駆出率)の低下した心不全」へ、「CKD * (蛋白尿+)」は「蛋白尿/微量アルブミン尿を有するCKD」に変更となった。 |pyf| syb| diy| sqc| lsj| zlb| qux| dua| ftz| lgc| fxu| qiy| bfo| yyt| usk| wmy| yvr| pvm| fhl| qmy| hgw| pjh| klm| ecf| vxs| avk| oba| fee| ueq| ebp| mhr| jzs| jce| gfk| tos| djb| wjm| efb| onk| sex| rjl| dcn| vmg| xpl| mcq| vdw| ttx| snt| eay| klp|