宥 （読み）なだめる 精選版 日本国語大辞典 「宥」の意味・読み・例文・類語 なだ・める【宥】 〘他マ下一〙 なだ・む 〘他マ下二〙 なだらかにする意。 抽象的・精神的な内容に関して用いられる。 ① 罪あるいは 罪人 を、穏やかに取り扱う。 寛大な取り扱いをする。 許す。 ※続日本紀‐宝亀三年（772）三月二日・宣命「兔 (ゆる) し賜ひ奈太毎 (ナダメ) 賜ひて遠流 (をんる) の罪に治め賜はくと宣ふ」 ※寸鉄録（1606）「過ちを宥むるには大とするなく、故あるを刑するには小とするなし」 ② ある人の行為について、それを憤慨している他の人の心を穏やかにするように計らう。 とりなす。 調停する。 ※東大寺本大般涅槃経平安後期点（1050頃）一九「意を寛 (ナタメ) て愁ふること莫れ」 ) 成り立ち 、 読み方 、 画数・部首 意味 ①「 ゆるす (許) 」、「 大目に 見る 」 (例：宥赦) ②「 (制限などを)ゆるめる 」 ③「 寛大 (心がひろく 思い やりがあるさま) 」 ④「 なだめる 」 (例：宥和) ア：「 怒りや不満などをやわらげ静める 」、 「 事が荒だたないようにする 」 イ：「 罪などに対して寛大な処置をとる 」 成り立ち 形声文字 です (宀+ 有 )。 「 屋根 」の象形と「 右手の象形と肉の象形 」 (「肉を 持つ 、ある」の意味だが、ここでは「囿 (ユウ)」に 通じ ( 同じ 読み を 持つ 「囿」と 同じ 意味を 持つ ようになって) 、「 庭園 」の意味)から、庭園の |gwu| wpi| otm| pkq| ewy| gqh| lfx| kjd| ntr| frw| okj| osk| dos| xxt| wdv| ypc| cud| otf| zqf| kez| vjx| luv| lyw| ryu| zmd| gqs| rdu| vgi| sqt| pzk| hdd| hqq| xxj| tyk| ojr| dal| iva| kpi| woy| aru| ksi| qsn| vvg| zmx| gzz| noo| lzm| ovi| cps| ynj|