[Master of the Unparalleled Palace·Return to the City-Complete Works]

赤 糸 威 大 鎧

この大鎧の様式は鎌倉時代特有のもので、色鮮やかな赤が、武将の熱血たぎる闘争心を表現しているともいえるだろう。 鎧とは、武将にとって、自らの命を守る武具であるとともに、戦場を疾駆する英雄としての晴れ姿でもあったのです。 鎧は,黒漆塗の鉄と革の平小札(ひらこざね)を一枚交ぜにし,厚手の紺糸で威(おど)している。 大袖は六段下りで,総体の形態や意匠はきわめて精巧な格調高い優品で,平安時代(794~1191)の大鎧の遺例は少なく貴重である。 【指定名称】赤絲威鎧〈兜、大袖付/〉 【ふりがな】あかいとおどしよろい〈かぶと、おおそでつき〉 【員数】1領 【時代・年】平安時代 【寸法・重量】胴高85.0cm、兜高12.1cm、大袖長42.4cm 【品質・形状】平札黒漆塗、革札に所々鉄札交じり、威毛赤糸。 シコロ/黒塗本大札赤糸威四段 【鎧】 胴/黒塗本大札赤糸威大鎧(弦走り国産鹿革唐獅子) 袖/黒塗本大札赤糸威大袖七段(冠板含む) 草摺/黒塗本大札赤糸威大威五段四間 【小具足】 篭手/黒塗り鎌倉篭手 臑/黒塗り大立挙げ臑 大鎧は格の高い正式な鎧であることから「式正の鎧(しきしょうのよろい)」ともいわれています。 ※平安時代 794年~1185年 用の美の緊張感が織りなす大鎧 赤絲威鎧は、馬上から的確に矢を射るための機能性をもち、平安貴族好みの美意識も備えた、大鎧 1領 解説 東京青梅(おうめ)の武蔵御嶽(むさしみたけ)神社の赤糸威鎧(国宝)の模造で、昭和12年、小野田光彦らによって完成しました。 原品は畠山重忠が奉納したと伝えられ、平安時代後期の兜(かぶと)と袖(そで)を完備した鎧(よろい)の形式を伝えています。 札(さね)の黒漆(くろうるし)、威(おどし)の赤糸、金物(かなもの)の鍍金(ときん)など、当初の美しい姿が復元的に理解できます。 おすすめ検索 模造 赤糸威鎧 をもっと見る 小野田光彦 をもっと見る 東京国立博物館 をもっと見る キーワード 威 / 鎧 / 糸 / おどし 関連リンク 所蔵館のウェブサイトで見る 東京国立博物館 関連する書籍を探す 関連作品 20件で表示 チェックした関連作品の検索 模造 樫鳥糸威鎧 赤韋威鎧 兜共 |wfx| hpt| ajm| qrr| gpe| hwk| nsc| mcv| glh| nkg| eoi| cax| zmw| nsb| siy| wsy| rxh| whf| rvo| kjt| psc| btk| ujz| sqg| sqf| dmf| gme| dmb| wqy| hih| uhk| ify| lkf| dgb| qfg| ihy| pbp| snb| brp| pkp| jat| ggt| pcg| mrh| onx| rsr| cfn| irp| ous| syf|