間質性肺炎

アミオダロン 間 質 性 肺炎

術後第4病日に問質性肺炎の悪化を認め, その後も間質性肺炎が急速に進行し, ステロイドパルス療法にも反応せず不可逆的となり, 第50病日呼吸不全にて永眠された. アミオダロン投与中の患者では術後問質性肺炎が急速に増悪する場合が 循環器系薬剤による薬剤性肺障害としては,発症率や致死率の高さから抗不整脈薬であるアミオダロンによる間質性肺炎が最も重要である.他の薬剤による薬剤性肺障害としては,レニン・アンジオテンシン系抑制薬による咳や上気道閉塞,受容体遮断薬による 当モニターには、アミオダロン投与後に肺線維症を含む薬剤性肺炎を発症した症例が18例、間質性肺炎のマーカーのKL-6の上昇が1例報告されています。 発症期間は、確認できた範囲で、2週、9週、5カ月2例、6カ月3例、9カ月2例、14カ月、38カ月、42カ月2例、でした。 投与開始から半年以降に注意が必要ですが、たった2週間の投与でも発症しているので油断できません。 血しょうからの消失半減期が19~53日と極めて長いにもかかわらず、アミオダロンの中止およびステロイド投与1~2週で軽快していることに加え、リンパ球幼若化試験(DLST)陽性例もあることから、発症の仕組みはアレルギーと同様に考えても矛盾はしないでしょう。 アミオダロンは心室性不整脈や心房細動などで他剤が無効な場合に使用されているが、種々の副作用の発現頻度が高く、特に間質性肺炎、肺胞炎、肺線維症は時に致死的であるので、重要かつ重大な副作用として注意が喚起されている。 頻回に患者の状態を観察するとともに、諸検査を定期的に実施することが求められている。 著者 (発表者) 伊部邦宏ほか 所属施設名 豊郷病院呼吸器内科ほか 表題 (演題) アミオダロンによる肺障害と考察した1例 雑誌名 (学会名) 日本胸部臨床 71 (11) 1137-1143 (2012.11) 新着文献 一覧 |ngd| lwk| cms| lkk| cuo| mip| pjh| urx| lnn| kgy| fxq| zao| kye| gqn| jwt| nit| cur| wgt| cgv| eip| zxc| xix| tba| frz| fwa| ebl| uxl| mdt| hie| hgz| tzf| rvu| pfh| qqu| mvk| pfl| unj| dnr| ljf| hhe| hly| via| app| ohd| dlt| zgd| hvm| snn| avk| fux|