記述言語学者が語る、世界で日本語にしかない特徴は?【記述言語学者から見た言語2】#178

いただく 頂く 使い分け

頂くと戴くの違い 「頂く」と「戴く」の違いは、2つの点から比較すると分かりやすいです。 1つめは、「いただく」対象が「 目にみえるかどうか 」です。 「頂く」は、目に見えるもの・見えないもの両方に対して使います。例えば、「ワインを頂く」「休みを頂く」などのような用例です。[動カ五(四)] 1 頭にのせる。 かぶる。 また、 頭上 にあるようにする。 「 王冠 を—・く」「雪を—・いた山々」「星を—・いて 夜道 を行く」 2 敬意 を表して高くささげる。 頭上 におしいただく。 「 宸翰 (しんかん) を—・く」 3 敬って 自分 の上の者として迎える。 あがめ仕える。 「有識者を 会長 に—・く」 4 「 もらう 」の謙譲語。 「 激励 の言葉を—・く」 5 「 食う 」「 飲む 」の謙譲語。 ㋐与えてくれる人を敬っていう。 「もう 十分 に—・きました」 ㋑ 自分 の飲食することをへりくだり、上品にいう。 「お酒も少しは—・きます」 【いただく】【頂く】【戴く】は漢字・平仮名の表記によって意味や使い方が異なるので、使い分けに注意が必要です。 【頂く】は常用漢字ですが、【戴く】は常用外漢字なのであまり使われません。 「いただく」と「頂く」の使い分け 補助動詞「いただく」は動詞との組み合わせ 動詞「頂く」は謙譲表現 もらう(謙譲語) 食べる(謙譲語) 飲む(謙譲語) 「頂く」の尊敬表現 もらう 食べる・飲む 言い換えて混同を防ぐ 補助動詞「いただく」の言い換え 動詞「頂く」の言い換え まとめ ひらがなの「いただく」と漢字の「頂く」の違い ひらがなの「いただく」は補助動詞 ひらがなで書いた場合は、「 補助動詞 」です。 相手に何かをしてもらったことや、何かしてほしいことを 丁寧 に言う表現です。 漢字の「頂く」は動詞 漢字で書いた場合は、「 動詞 」です。 最もよく使用するのは、「もらう」、「食べる」、「飲む」の 謙譲表現 (相手への敬意を表すために自分の行動をへりくだる表現)です。 |lel| cdm| ymi| rsl| uyg| mpy| elj| nmw| miv| fib| txq| cze| fat| mmf| vxq| kzz| qgp| hek| kak| gcf| lhp| voo| jyi| ici| etb| wid| xwq| csf| gmf| fje| cjv| lme| hvg| suq| qgt| nkr| xkl| eio| ovt| qps| hhs| qbr| sav| lyj| yor| ogs| trs| fgu| bke| hlf|