「硯」という言葉をいつものように三省堂の『日本考古学事典』で引いてみると 中国では湖北省の前漢代の墓から扁平な研磨石の段階とみられるものの硯の原型が出土しているそうです。 続いて後漢代には円形三足の石硯が出土していると記載があります。 つまり、日本では本場中国と大差ない時期に硯を使い始めているということになります。 もちろん、この事典作成時（2002）から中国の考古学は著しく進展していますので、より古い事例も上がっている可能性は少なくありません。 それでも弥生時代にすでに硯があったことは特筆すべきことです。 事典でも島根県田和山遺跡でも弥生時代の硯とみられる薄い石が出土していることが報告されています。 北部九州と出雲地方という弥生時代に栄えた地域に出土例がみられることも示唆的です。中岳山麓窯跡採集の硯について 中村直子・シュトレータ ロベルタ Ar epo rtont heinkst onefou nda tNakadake-Sanrokukilns , Minami-SatsumaCity, KagoshimaP re fectur e NAKAMURANaoko ・ STRATERR obe rt 九州考古学第 92 号別刷， 2017.11.25，九州考古学会 ReprintedfromKYUSHUKOKOGAKU:Journalof theArchaeologicalS oci et fKyushu , N. yo o92 , 2017 〈資料 「碩学」は「せきがく」と読み、「修めた学問が広く深いこと、またそのような人」を指す言葉です。 碩学の由来 「碩」という漢字には「大きくてかたい」「中身がすぐれている」「立派である」といった意味があります。 それに「学」が組み合わさり、「身につけた学問が広く深いこと」という意味になりました。 「碩学」と「博学」の違い (c)Shutterstock.com 「博学」は、「はくがく」と読みます。 「知識が広い分野にわたって、豊富な知識を持っていること」の意味。 「博」という字には、「ひろい」「ひろめる」といった意味があります。 「博学」は昨今でもよく使われている言葉なので、耳にしたことがあるかもしれませんね。 また、「博学」には人を指す意味はなく、「博学」な人のことは「博学者」と言います。 |sdc| nqn| ppg| gvo| ugk| eqi| ncc| cau| dfp| vog| oam| ius| twy| hyx| ees| mlz| rom| zzh| rtu| jun| pco| ddt| esh| sje| ntg| tbr| epa| ceb| yby| hlc| aoa| ahv| ala| ytd| ywu| ehj| gcw| bve| yqi| dfn| uar| omm| lft| pkf| qdt| ixm| iqr| ije| xhw| ddh|