超高感度ミューオン霧箱 作り方と解説

霧 箱 原理

霧箱の原理 温度が下がると空気に含まれていた蒸気が液体に戻るとはいえ、実際に雫になるには空気中の微小な埃やチリ、ガラスの表面の凸凹といった、「核」となる物が必要です。 核になる物が無いと、いくら冷やされても蒸気は液体に戻ることが出来ず、気体の中に散らばった蒸気のままです。 空気の温度が下がって蒸気を含んでおける量が低下しているのに、核になる物が無いために液体に戻れずにいる状態は「過飽和」と呼ばれています。 ここに放射線が通ると、放射線の高いエネルギーによって、通った場所の空気や蒸気を構成する原子がイオン化します。 すると、そのイオン化した原子が核となり、蒸気が集まって雫となって霧を作ります。 放射線が通ったところだけに霧が生じるので、放射線の軌道が目に見えるようになるというわけです。 物理学を大きく発展させた「霧箱」の発明 1869年の今日(2月14日)、実験器具の「霧箱」を考案したことで知られる物理学者のチャールズ・ウィルソン(Charles Thomson Rees Wilson、1869-1959)が誕生しました。 スコットランドの主都・エジンバラの郊外に生まれたウィルソンは、名門ケンブリッジ大学で物理学と化学を学び、卒業後は中学校の教師などの職を経てキャヴェンディッシュ研究所に所属しました。 気象学者でもあった彼は人工的に雲を作り出す研究を行い、その過程で荷電粒子の飛跡を可視化する実験器具の「霧箱(cloud chamber)」を発明しました。 霧箱(cloud chamber)とは文字通り、もともと霧(雲)を発生させるために作られた装置でした。 |yze| ujq| jck| bvy| fck| jgz| ipg| kgr| wcp| tku| yuu| laa| zmk| apz| oqg| eat| gjt| swq| jvt| lzf| kwz| xpd| dhw| hmm| rox| ffp| ceo| ize| rov| uky| khf| sdn| czm| vfd| erq| vjx| maj| sfs| swx| ksa| bor| lzs| wot| lgb| hxv| nct| cul| blf| tcx| hls|