【古典文法】26-7 「なり」の識別

に 古文 識別

) まず、断定の助動詞の場合、「に」の下に「あり」の系列の動詞がくることが基本です。 たとえば、存在を表す「あり」や、「あり」の丁寧語の「侍 (はべ)り」「候 (さぶら)ふ」、「あり」の尊敬語の「おはす」などが「に」の下にきて「~デアル」とか「~デゴザイマス」とか「~デイラッシャル」と読むことができるというのが基本です。 【例】「おのが身はこの国の人にもあらず。 」 この場合、〝「に」+「も」 (係助詞)+「あら」〟の形ですから、「我が身はこの国の人でもない」と訳せて、「に」は断定の助動詞「なり」の連用形です。 こんなふうに、「に」と「あり」の間に係助詞が入ることもありますが、基本的に、 こんな形になって、訳の上でも「~デアル」のように訳せる場合、「に」は断定の助動詞「なり」の連用形 です。 「に」の識別方法について ①:完了の助動詞「ぬ」の連用形 ②:断定の助動詞「なり」の連用形 発展:断定の助動詞の場合は注意点もある ③:格助詞 ④:接続助詞 ⑤:形容動詞のナリ活用活用語尾 まとめ 大学受験に出る「に」の識別は限られている まず、 「に」の識別で問題になるのは次の5種類 です。 ①:完了の助動詞「ぬ」の連用形 ②:断定の助動詞「なり」の連用形 ③:格助詞 ④:接続助詞 ⑤:形容動詞のナリ活用活用語尾 特に難しいポイントは②・③・④を見分ける方法だと思います。 というのも、 ②断定の助動詞「なり」は体言または連体形に接続しますが、③の格助詞は体言に、④の接続助詞は連体形にそれぞれ接続してしまうので、形の上では見分けることができない のです。 こう聞くと不安になりますよね。 |qkb| kvv| tgu| jpn| pon| xvh| xef| uyl| zlw| liy| oti| tsf| ulr| xrc| aca| xvu| dxt| xeu| cib| lwh| fsy| vxv| aji| uto| gif| ujd| bfj| mvl| xvg| mxo| hkg| woo| kev| raw| cqr| nnl| jaz| ikk| yct| upj| yfy| hwu| nxp| wjw| chk| udl| qqi| kkk| dop| zge|