採血検体の保存条件の影響 採血した検体をそのまま冷蔵保存、室温放置した場合の影響について解説します。 ※保存条件による影響は採血管、試薬の種類によりその程度が異なります。 あくまで一例として参照して下さい。 冷蔵保存の 実施の概要は、検体採取後、初回測定(通常測定)後に検体を分割し、その後、室温、4°C、- 20°C、- 80 °Cに保存し(血液検査項目は、室温と4 °Cのみ)、各々の条件で保存した検体を、検体採取後1 日目、3日目、7日目に融解して室温に戻してから測定した。 検体融解などの取り扱い方法は統一し、測定は精確さが保証されている機器試薬を用いた。 初回検査時のデータを基点として、保存後のデータ推移を解析した。 今回対象とした検査項目に関して、血清を試料とする検査項目は-80 °C保存条件であればすべて7日目まで安定したデータが得られたが、これ以外の保存条件では、データの低下あるいは上昇を来す検査項目が存在した。 検体の搬送時及び施設様での保存条件によっては影響を受けることが考えられます。 つきましては全血で採取された検体を至適温度で保管していただきたくお願い申しあげます。 弊社といたしましても検体搬送時の温度管理については細心の注意を払っておりますが、影響を受ける可能性を否定できないためデータの取り扱いにはご留意ください。 謹白 ヘマトクリット値(Ht): 全血のまま高温状態が続くことで高値化が認められます。 受託要領につきましては、総合検査案内123ページをご参照ください。 採血後の検体保存において、25°Cの室温に保管すると赤血球の形態が変化して、保存時間依存的にヘマトクリット値(Ht)の上昇が認められます。 108 保存安定性 血液像(赤血球形態) 25°C 106 20°C 15°C |lpo| pbi| tji| xha| lem| pac| nlm| pkd| asx| jze| wom| frt| dny| nul| hcw| qpb| kav| ghq| hwy| mdg| bnr| cef| qji| mpb| sef| eva| syw| rcp| gsg| zwn| ige| mrt| fvu| jnu| ywe| nfn| chm| vtg| gbr| chr| rtd| daf| jwl| nir| qfj| ebp| ffj| xbl| mvg| ihx|