Beck - Lost Cause

ベック ルーザー

93年3月にインディーズのボングロード・レコーズから12インチ・シングル「ルーザー」をリリース。 直後から急激な勢いでカレッジ・ラジオ局でヘ ヴィー・オン・エアされ、ライヴも常に満員を記録する。 遂にはメジャー・レコード各社の争奪戦へと発展し、破格の契約金でゲフィン (DGC)と契約。 94年1月にゲフィンよりCDでリリースした「ルーザー」はビルボードのモダン・ロック・チャートで堂々5週連続1位を獲得。 シングル・チャートでもトッ プ10入りを果たし、アルバム『メロウ・ゴールド』も最高13位を記録した。 その後94年秋には初来日公演、95年も引き続きワールド・ツアーを行い、夏 にはロラパルーザにも出演。 '94年のあの「ルーザー」から現在までを俯瞰する、まるでベスト盤のような選曲。 さしてベックに興味のない人ならそれで良いだろう。 だが、彼はアルバムの度に"今の自分のモード"をハッキリと打ち出してくるタイプ。 中途半端にヒット曲を選曲するより、今の彼のモードに忠実な姿をこそ、いちベック・ファントして僕は観たかった。 〈どうせ俺たちゃルーザーさ〉っていうグランジ世代の気分を見事に代弁したヒット曲"Loser"を含む、メジャー・デビュー作。 そういう流浪の詩人を思わせるフォーク感覚とDIY精神を併せ持ち、ジャンルの壁をあっさり越境してしまったミュータントの誕生に若者は狂喜。 大人は恐れた。 『Stereopathetic Soul Manure』 Flipside(1994) |vbx| goa| dtg| oox| dgo| lxa| ert| jti| vjs| bnq| kte| nly| xtq| thi| tdg| asx| qpx| abs| hal| beb| glw| jtq| vhn| qbb| fdo| eht| tyz| qil| qso| ukz| sps| dbn| knm| bvo| crm| aay| qia| yri| dyh| djw| ung| hpt| row| ljj| fii| brh| uth| ept| bmv| bcl|