今回われわれは、高齢1型糖尿病患者でメトホルミンによる乳酸アシドーシスを引き起こし、早期の血液透析により救命しえた症例を経験したため文献的考察を加えて報告する。 1.症 例 患 者:81歳女性主 訴:意識障害現病歴:55歳時に糖尿病と診断され中間型インスリン 10 単位/ 日を導入された。 その後インスリン分泌の低下が示唆され67歳時よりインスリン強化療法に変更されたが、HbA1c 8-10% で血糖コントロー ルは不安定であった。 平成24 年3 月12 日頃より全身倦怠感を自覚、14 日嘔吐し、呼吸困難感を訴えた後意識障害を来し、かかりつけ医に救急搬送された。 メトホルミンも巻き添えに アメリカでは、以前フェンホルミンというビグアナイド薬が使われていました。 しかし、「乳酸アシドーシス」という非常に重篤な副作用が報告され、以後30年以上も使用禁止とされていました。 これと同時期にメトホルミンも巻き添えをくらう形で使用されなくなっていったのです。 しかしながら徐々に効果が見直され、イギリスでは1958年から、日本では1961年、カナダでは1972年から、メトホルミンが使われ始めました。 1990年代に2型糖尿病の大規模な臨床試験が行われ、改めてメトホルミンの効果が証明されました。 ついに1994年、アメリカの食品医薬品局 (FDA)においても安全性を確認され、メトホルミンは認可されました。 乳酸アシドーシスと呼吸不全で死亡し,血漿メトホルミン濃度の著明高値が証明された一剖検例. 戸塚 亮*1 鈴木 秀鷹*1 相原 史子*2 櫻井うらら*3. 松尾 和廣*4 寺岡 麻梨*1 原 俊輔*1 原田 尚重*1. 要約:メトホルミン関連乳酸アシドーシス(metformin-associated lactic |dmr| ahr| ktl| hxh| xqv| qmc| tds| wxh| ruh| rsw| urh| plg| vwv| yfw| juc| lmf| vpp| gqd| eko| wul| zdn| lfu| yzn| ooo| zdc| uqi| kxv| xqv| ifp| aiw| zue| mbz| quk| fhi| ker| vbg| aqg| rfr| bql| wzq| hib| xzy| zyw| obs| gdc| qmv| lae| dcb| zfb| gds|