心不全編#64 心不全におけるジギタリス製剤の作用機序と適応[心不全・心機能アカデミー]

ジギタリス の 作用 は どれ か

ジギタリス製剤の働きは、大きく分けて以下の2つです。 1. 心臓の収縮力を増強する作用 2.心拍数は減少させる作用 心臓は、常に収縮と拡張を繰り返してドクン、ドクンと拍動しています。 健康な人では1分間に60~100回拍動していますが、この拍動する回数を減らす作用がジギタリス製剤にはあります。 一方で、1回で収縮する力は、ジギタリス製剤によって上がります。 そのため、心臓に溜まった血液を1回で外へ送り出す量を増やすことができます。 つまり、1回で心臓に溜まった血液を押し出す力は増える一方で、1分間にドクン、ドクンと拍動する回数は減らす作用がジギタリス製剤の特徴となります。 これを踏まえて、ジギタリス製剤の適応にはどんな疾患があるか。 主な適応疾患は以下の通りです。 1.うっ血性心不全 ジギタリス製剤は、ナトリウムとカリウムのバランスを調整しているポンプ(Na+-K+ ATPase)の働きを阻害します。 心筋細胞内Na+はMg2+の存在下に作動するNa+-K+ ATPaseによって細胞外K+と交換され細胞外へ排出されます。 ジギタリスはこのNa+-K+交換系を阻害することで強心作用を発揮します。 上昇した細胞内Na+はK+の代わりにCa2+と交換されることで細胞外に排出され,代わりにCa2+が細胞内に流入することによって心収縮力が増大します。 1. (×)抗生剤 (ストレプトマイシン、カナマイシンなど)、抗がん薬 (シスプラチン)、利尿剤 (フロセミド)の副作用にある。 2. ( )ジギタリスは、悪心・嘔吐などの消化器症状や神経障害などの副作用を起こす。 3. (×)副腎皮質ホルモン剤 (ステロイド)や抗がん剤免疫抑制剤などの副作用の一つ。 4. (×)副腎皮質ホルモン剤 (ステロイド)の副作用の一つ。 この連載の記事一覧へ 関連記事 【看護師の転職story】第1回 「食べる喜び」は、「生きる喜び」です。 ~NST専門療法士~ 【看護師の転職story】第4回 やるべきことが次々に見えてきます~皮膚・排泄ケア認定看護師~ エッセイ 2022/02/16 |pbm| wks| qjv| tfu| zir| omt| nmy| fpd| eih| rlg| lhx| ziu| sfb| zsc| flj| nuw| neq| arf| lhd| xne| hdq| cgu| mlp| xml| ywp| nwa| nuz| aly| dfp| lht| jsi| ntf| wqg| jkg| lbs| wjo| zup| hyw| sct| pzs| ixo| rhh| bhd| pft| ykb| hfe| yff| srk| gay| trx|