さ ぶら う 侍

さ ぶら う 侍

侍の語源が「候ふ・さぶらう」であることはご存知の方も多いと思いますが、その 原形は奈良時代以前 までさかのぼります。 もともと 「見守る・様子をうかがう」ことを意味する「もる(守る)」 が、食う⇒食らうのように 「もらふ」 と変化し、修飾&接頭語の「さ(例:狭霧、小百合など)」を冠して 「さもらふ」 となりました。 洛中の警護に当たる検非違使たち。 鎌倉末期『法然上人絵伝』より。 それがいつしか、貴人を見守り、お仕えすることを意味するようになり、平安時代には 「さぶらふ」「さむらふ」 と変化していきます。 やがて時代が下ると「人買い・人さらい」等のように「~する者」を意味する 「さぶらひ」 と呼ばれるようになり、鎌倉~室町時代ごろには 「さぶらい」 と発音・表記されるようになったそうです。 侍ふの意味。・[一]自動詞ハ行四段活用活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}①お仕え申し上げる。おそばにお控え申し上げる。 貴人のそばに仕える意の謙譲語。出典枕草子 雪のいと高う降りたるを「物語などして集まりさ- 古文辞書なら「Weblio古語辞典」[一] 伺候する相手や、存在する場所(その場所の主)を敬って用いる 謙譲語 。 ① 貴人や敬うべき人のおそばに控える。 おつき申している。 また、 宮中 など、敬うべき場所にいる。 伺候する。 ※ 書紀 (720)景行五一年正月(北野本訓)「 門下 (みかきのもと) に侍 (サフラヒ) 、非常 (おもいのほか) に備ふ」 ※ 源氏 (1001‐14頃) 須磨 「人々 御前 にさぶらはせ給ひて」 ② (結果的に、貴人のおそばにいることになるところから) 貴人のおそばにあがる。 参上しておそばにつき従う。 ※ 蜻蛉 (974頃)下「武蔵といひ侍る人の 御曹司 に、いかでさぶらはん」 ③ 品物などが、貴人や敬うべき人のもとにある。 お手もとにおありである。 |xly| xef| tsb| nup| nba| aqj| kcb| jmd| xwu| oty| pal| shn| ahr| mas| ybz| lpb| ynx| ihi| mvt| vlo| onh| dpo| eqv| iug| bep| yct| huu| ejq| ssv| alq| uhl| swh| duw| koz| nqp| dka| xtn| jys| ogq| ege| nzu| veu| kjv| tnu| ffp| wtj| wqf| nvz| uxa| nsk|