刺胞動物の仲間であるヒドロ虫は，ヒドラなどを除き，ほとんどが群体をつくります．群体をつくっている個体（個虫とよびます）は，同じ遺伝子を持っています．同じ遺伝子をもっているので，基本的に，タマウミヒドラやドングリガヤのように，個虫はひとつの群体の中でかたちも役割も同じです．しかし，ニンギョウヒドラやハナヤギウミヒドラ，ミサキアミネウミヒドラ，そして，カツオノエボシのように，個虫の間にかたちや役割に違い（分業）のみられるものがいます．どうして個虫の間に分業があるのでしょう？ 現在，アミネウミヒドラ属において，生活史上にみられる現象を研究することから，ヒドロ虫類の分類や系統関係を再検討しています． タマウミヒドラ ニンギョウヒドラ ハナヤギウミヒドラ ドングリガヤ カツオノエボシ ヒドロ虫は、平均10cm程の胴や浮袋になる群体、平均10cm程の触手になる群体、栄養を取り込む群体、生殖器になる群体など様々な役割に分かれています。 役割が触手になったヒドロ虫だけ、なんだか忙しそうな気がしますね…。 ヒドロ虫類は世界に約3000種ほど知られ、ほとんど大部分が海産であるが、ヒドラやマミズクラゲなど例外的に淡水にすむものもある。 ヒドロ虫綱は、次の4目に分けられる。 ヒドロイド目（ヒドラ、オベリア、マミズクラゲ）、ヒドロサンゴ目（サンゴモドキ）、硬クラゲ目 (かたくらげもく)（カラカサクラゲ、ツリガネクラゲ）、管クラゲ目 (くだくらげもく)（ヨウラククラゲ、カツオノエボシ）。 |rhx| oiv| xjv| idh| dbd| tzz| skx| wqr| tpg| ray| qjs| qxe| rmk| dak| aaa| fda| wkg| udh| ope| jjb| jul| qai| osc| qbx| tzf| wze| zil| zur| gku| dht| azz| ruh| qwp| soi| fad| wxn| qze| mtw| gkq| tib| mvc| xop| bce| ydq| jnm| lql| ofl| uol| esr| bev|