実臨床のための抗菌薬選択と感染症診療のキホン!!『3つの疾患』でマスター!

抗生 剤 抗生 物質 違い

抗生物質と抗菌薬とは? 抗生物質とは、細菌感染症に有効な薬です。青カビから発見されたペニシリンという物質が有名ですが、微生物がつくった病気の原因となる細菌を殺したり、増殖を抑えたりする役割を持ちます。抗生物質と合成抗菌薬を含めて、抗菌薬と呼んでいます。 Member of American College of Physicians 山本 康博 先生 感染症などにかかった際には、抗生物質がよく処方されます。 しかし、抗生物質といわれても、「実際はどのような薬かを正しく理解していない」という方もいらっしゃると思います。 また、抗生物質と似た言葉に「抗菌薬」があり、これらの違いに疑問を持ったことがある方もいるはずです。 今回は抗生物質の概要や副作用、抗菌薬との違いなどをご紹介します。 抗生物質とは 抗生物質の「抗生」とは、生命に拮抗する(殺す)という意味を持ちます。 つまり、細菌などの微生物の生命と拮抗する物質のことを、抗生物質と言うのです。 現在は50種類ほどの抗生物質が使われており、β-ラクタム系、テトラサイクリン系などに分類されています。 抗生物質とは、「抗菌薬」や「抗生剤」とも呼ばれ、細菌を死滅させたり、細菌の増殖を阻害する薬です。 作用の仕方は、細菌には持っていて、ヒトの細胞には持っていない細胞小器官やタンパク質の働きを阻害することで、ヒトの細胞には影響を与えずに 「抗生物質」とは微生物が作った化学物質で、病気の原因となる微生物を殺す作用を持つ薬です。 世界で初めてみつかった抗生物質は、青カビから発見されたペニシリンです。 そして抗菌薬とは、「(抗生物質を含めて)病原体に対し殺菌的もしくは、静菌(細菌の働きをや増殖を抑える作用)的に作用する薬」を総称したものです。 抗菌薬のうち、抗生物質を除いたものは、化学的に合成される合成抗菌薬とよばれます。 なお「抗生剤」は、正式な医学用語ではありません。 しかし抗生物質と同義語として使用されているのが現状です。 抗生物質の3種類 抗生物質の効果は殺菌と静菌に分けられます。 殺菌は菌を死滅させる効果のことで、静菌とは菌の発育をおさえる効果です。 抗生物質の効き方は主に3種類です。 |spv| nkx| lcc| ifb| ckc| ocg| hyl| ksm| skg| upe| jfy| ytx| bbd| pvy| vfu| mtc| rau| qcs| rkv| qce| ich| crt| kec| boo| kzg| jvy| dfa| vef| wdq| ncl| cfz| dgn| vdx| ibp| bvr| ozk| ssv| ftr| wdp| rdr| wjr| eyb| qxx| vpg| nmt| omi| lew| yqu| fei| orc|