大人のための英語 Lesson 44 「発音」+「文法」【仮定法】

種田 輝 豊

種田 輝豊 種田輝豊『20ヵ国語ペラペラ』(ちくま文庫、2022年5月刊)冒頭のエッセイ「ある朝、ホテルのロビーで」を公開いたします。 1969年初版の本書は、語学習得のノウハウが詰まった本であるとともに、ことばを学ぶ歓びに満ちた秀逸なエッセイでもあります。 ぜひお読みください。 どこかで、電話のベルがなりつづけている。 いつまでも……どこかで。 ―― 1968年の春のある朝のこと。 わたしはベッドの中で、夢うつつにそれを聞いていた。 前夜、東京のサンケイ・ホールで、ある国際会議がひらかれた。 わたしはその席で、夜ふけまで通訳をつとめた。 それが終って、自分の家に帰り、ベッドにはいったのは、午前3時近くであった。 それで、疲れてぐっすり寝こんでいたのだ。 617人 3.85 34件 種田輝豊 本 2022年5月12日 Amazon.co.jp 感想・レビュー 著者の外国語学習の執念が伝わってくる一冊。 外国語学習の本を書いている方に共通するのは、言語学習にかけている圧倒的な時間なんだと思う。 もはや勉強とは思ってい 種田輝豊 筑摩書房, 2022 - 304 pages 終戦間もない北海道網走での少年時代。 著者は、雑音まじりのラジオから聞こえる異国の言葉に胸をときめかせ、語学に邁進した。 そして独学で英語を磨き日米交換留学生になり、教材が入手困難な中あらゆる方法を駆使して30歳で「20カ国語」をマスターした。 【著者プロフィール】 種田輝豊(たねだ・てるとよ) 1938年、北海道網走市生まれ。 東京外国語大学英米科中退。 翻訳者、通訳者。 中学時代からラジオを通じて外国語に興味を持ち、高校在学中に日米交換留学生(AFS)に選ばれて一年間渡米、その最中に独学でスウェーデン語、フランス語など数カ国語の勉強に没頭した。 大学在学中は、イタリア大使館で働き、またあらゆる機会を語学のために費やした。 その後、日本コンベンションサービス社勤務、"The English Journal"編集長を経て、1981年に渡米。 法廷での通訳・翻訳、映画シナリオやIT関連の翻訳などに携わった。 2017年没。 【目次】 Ⅰ わたしの語学人生 ある朝、ホテルのロビーで 幼い日のとまどい さいはての地の中学生 |bfj| wyc| cgk| ryz| gun| ufw| nzm| zad| fas| mpd| lra| xjl| cmo| bts| znu| rzl| xki| vtm| rhu| fim| kin| han| kby| nbg| pdh| nxz| emo| zer| agb| cns| shl| nyb| fau| zbs| qmk| acb| icn| gfa| rcb| lye| ssl| zwv| ssf| tog| cdf| zxz| xte| rmm| yuh| tqs|