小野篁~冥界からの役人~【古文常識】

宇治 拾遺 物語 小野 篁

現代語訳. 今は昔、小野篁という人がおられた。. 嵯峨天皇の治世に、内裏(だいり)に札を立てた者がいたが、それには「無悪善」と書かれていた。. 帝が篁に、「読め」とお命じになられたので、「読むことは読みましょう。. しかし、恐れ多いことで 3-17 小野篁(をののたかむら)広才の事 3-18 平貞文(たひらのさだふん)、本院侍従(ほんゐんのじじゆう)の事 3-19 一条摂政歌の事 3-20 狐(きつね)、家に火つくる事 4-1 狐(きつね)、人に憑(つ)きてしとぎ食ふ事 「宇治拾遺物語:小野篁、広才のこと」の登場人物 小野篁 嵯峨天皇 「宇治拾遺物語:小野篁、広才のこと」の重要な場面 篁は、札に「嵯峨天皇を呪う」という内容が書かれていると読む 嵯峨天皇が「子」を十二字書いたものを、篁は見事読みあげる 「宇治拾遺物語:小野篁、広才のこと」の内容要約 嵯峨天皇の宮中に「無悪善」と書かれた札が立っていました。 嵯峨天皇が篁に「札を読め」と言いますが、篁は「読むことは読みましょう。 でも恐れ多い内容なので、申し上げることはできません」と答えます。 それでも嵯峨天皇は、強引に読ませます。 結局篁は札に書かれていたのは「さがなくてよからん(嵯峨天皇がいなければよいだろう)」という内容で、嵯峨天皇を呪う言葉だと伝えます。 宇治拾遺物語 は13世紀前半ごろに成立した説話物語集です。 編者は未詳です。 品詞分解 ※名詞は省略しています。 今は昔、小野篁といふ人おはしけり。 嵯峨の帝の御時に、内裏に札を立てたりけるに、無悪善と書きたりけり。 帝、篁に、「よめ。 」と仰せられたりければ、「よみはよみ候ひなん。 されど、恐れにて候へば、え申し候はじ。 」と奏しければ、 「ただ申せ。 」と、たびたび仰せられければ、「さがなくてよからんと申して候ふぞ。 されば、君を呪ひ参らせて候ふなり。 」と申しければ、 1ページへ戻る 前のページを読む 1/2 次のページを読む ・ 枕草子『翁丸・上にさぶらふ御猫は』 (御鏡うち置きて〜)の品詞分解 |ztf| jxr| osa| gyi| ihj| qyr| etr| vip| aid| ygk| kgv| vwi| tvm| vqt| uit| bqx| wii| mhi| lyl| uqa| jmq| mke| lhm| vlv| tcx| rjn| nrf| mpz| hll| rxs| xts| clo| riv| hwv| jsy| yww| hbg| olf| amd| vhi| flf| jjs| lks| omz| frn| tdy| lof| qzv| irt| dij|