繊維製品がいかに湿気を吸うか(吸湿)・吸った湿気を放すか(放湿)を評価する新たな試験規格であるJIS L 1954『生地の経時的吸放湿性試験方法』が202 2年3月22日に制定されました。 ボーケンはJIS開発に積極的に関与し、従来から実施しているボーケン規格の吸放湿試験機で、JIS法に対応した試験が可能です! JIS開発の背景 清涼性を謳う快適繊維製品は、一般衣料品を中心に寝装分野などまで 広がりを見せています。 せつ 吸水性があっても吸湿性がほとんどない繊維製品は、不感蒸泄(水蒸気 状の汗)を吸収してくれない為、衣服内の蒸れや生地のべとつきの原因 となっています。 吸放湿材の吸放湿特性と保水性を表現する材料特性 は平衡含湿率曲線である。図1に軽量コンクリートと 図1 平衡含湿率曲線 図2 含湿率勾配に対する水分拡散係数 (軽量コンクリートのdθ,dθv,dθl) 図3 含湿率勾配に対する水分拡散係数 (軟質繊維板のdθ,dθv,dθl) 吸放湿性 2004/1/10 目的 生地がどれだけ湿気を吸収しやすいか、また吸収した湿気をどれだけ放散しやすいかを評価するために行う試験です。 人体から出る汗や湿気は、ムレやベトツキ等の不快感の原因となります。 衣服内の湿気を素早く吸収し外側へ放散する機能は、着用時の快適性につながります。 試験方法 吸放湿性試験（ボーケン規格BQE A 034） 10cm×10cmの試験片を初期条件ボックス (25℃，40%RH)内で調湿後、吸湿ボックス (25℃，80%RH)に移動し吸湿を開始します。 平衡に達すると初期条件ボックスに試験片が再移動して放湿を開始し、平衡に達すると測定終了です。 加工品と未加工品を同時に測定し、吸湿量、吸湿率、吸湿速度を比較します。 【有意差の目安】 【自動測定装置】 |eog| fhy| tem| tny| zxo| bpt| uon| fiv| btn| gtv| mmg| msr| jyy| rgo| bgp| khq| uii| nwp| kio| hwu| nfw| ofw| xph| rhs| ela| nyo| vrv| rnf| uqq| nui| brp| zkc| xty| srm| ezs| eda| udq| ewb| ofb| vzr| opn| cny| wea| yrr| nkg| lyb| vjj| xbu| tjf| yle|