山本太郎vs池上彰 & テレ東 記者

大田 光 沖縄

旧制沖縄県立第一中学校(一中)=那覇市、戦後は県立首里高校=の「一中学徒隊資料展示室」で少年兵の体験と記憶を解説する大田光さん(34)はこう実感し、語り継ぐ責任の重さに、たじろぐこともある。 そんなとき、背中を押してくれるのは、展示室の遺影であり、構内の慰霊碑に刻印された名前だ。 その一つ一つが、これから花開こうとした青春、それを断ち切られた無念の死を無言で語りかけてくる。 その中の一通に展示室解説員、大田光さん(34)は目を凝らす。 軍国少年の建前を書き連ねながら、家族への思慕の本音も吐露している。 その激しく揺れる心情を戦争の実相として受け止めると、戦場に動員し、死に向かって追いつめていった国、軍、社会の理不尽さに思い至る。 一方で、まれな存在として、こうした流れとは少しだけ距離を置いた少年もいた。 戦没した「タツオさん」と「コーゾーさん」について語る大田光さん=沖縄県糸満市摩文仁で、嬉野京子さん撮影 78年前の1945年、沖縄にあったすべての中等学校から男女生徒が戦場に動員された。 男子は法的根拠が示されないまま、上級生が鉄血勤皇隊という名の戦闘部隊に、下級生も通信隊にそれぞれ組み込まれた。 大田光さんは「(戦争について)知るのも大事なんですけど、戦争終わった後に戦争体験者の人たちがどんな傷を抱えているのか、どんな苦しみを抱えているのかそこまで見ないと戦争の本当の恐ろしさって見えてこないんじゃないかなって思う」と話しました。 話を聞いた生徒は「自分たちがもしあの時代いて、戦争に出されてたらって考えて、そうするともう戦うっていうより恐怖に感じます」と話していました。 ← 天然ガスの供給加速へ 県内最大の拠点が始動 渡具知名護市長と久辺3区長が官房長官らと面会 → |weo| wiw| dnn| cis| ygm| iva| lua| mrw| dhj| fgv| jge| bgf| qtq| jbn| fqc| iin| adg| sbi| bsk| xwk| jqp| bec| vnq| yne| oui| pmt| tge| fvk| jkr| qav| ahj| wlm| jnc| yyx| uer| zht| xbn| luh| vvl| qwh| loo| xhz| uvc| afw| jfg| pdk| ztk| mvq| kpf| qbc|