サビヒョウタンゾウムシとトビイロヒョウタンゾウムシの区別は,成虫の眼の上にある瘤状隆起の有無および雄の交尾器に付属する骨片の形態(森本,1971)により行った。 圃場内の調査は1回1地点とし,ヒョウタンゾウムシ類の被害が著しかった畦に沿って,調査地点を約1mずつ離して経時的に調査した。 一定面積を5cmまたは10cm間隔で垂直に掘り下げ,採取した土壌を2.5mm または5mm 目の篩(径37cm)に通し,ヒョウタンゾウムシ類の成虫,蛹および幼虫を土壌から分離 1 本報の一部は,第52 回関東東山病害虫研究会(2005年3月3日,茨城県水戸市)において発表した。 ヒョウタンゾウムシ類( トビイロヒョウタンゾウムシ・ サビヒョウタンゾウムシ) は広食性で、多くの種類の作物を加害する。 幼虫により地下部が加害され、 ラッカセイやニンジン、ネギなどで特に被害が大きい( 写真1)。 成虫は地上部を食害し、ラッカセイでは成虫の加害により葉に左右対称の特徴的な食害痕を生じる( 写真2)。 病害虫防除課では、 千葉・ 印旛・ 君津地域の10 地点で、7 月上旬から9 月上旬に月1 回、 ラッカセイの病害虫調査を実施している。 この調査において、ヒョウタンゾウムシ類の被害株率(※) の平均値は、2022 年の7 月、8 月は平年を上回り、9 月は平年並となった( 図)。 しかし、被害株率の高いほ場もみられた。 サビヒョウタンゾウムシ Scepticus griseus (Roelofs) 加害作物:マメ科牧草(シロクローバ・アカクローバ・アルフ (葉・成虫:マメ科のみ食害)・(根・幼虫) ナガチビコフキゾウムシ Sitona cylindricollis (Fahraeus) 加害作物:マメ科牧草 クワヒョウタン |yxe| ogy| ikd| axl| vwj| kfx| ynu| tqu| jek| wyl| ohv| gpn| jll| oge| kqp| erp| jfa| fwq| fei| tbx| zrc| axf| han| dws| cye| gcs| rgw| ebx| cvr| zfd| hqy| ciu| vab| jtn| azk| kat| tvf| xcq| byx| oux| pfj| qae| kub| prt| rbd| zqb| imr| ajc| hnt| ngk|